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思いがけず

「件の未来人が死んだんだって」


そんな会話を午後のカフェで耳に挟みました。


店内はエメラルドグリーンで統一されていたので、


その未来人のイメージも、


皮膚がエメラルドグリーンで、左右の目玉の色もそれでした。


遠く離れた過去の地で、いや、もしかするとそれ程に遠くはないのかもしれないけれど、


自分の祖先が住む刻時で命を落とすのは、


さてはて、一体どういう気分なのでしょうか。

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