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快晴と傘

昨日は、夕方からすっかり晴れてしまったので、

傘を忘れて帰った。

今日も呆れ果てるほどに、快晴だ。

木々の影と、黄金色の地面の境界線が、

目に刺さりそうなほど、はっきりと刻まれる。

眩しさ、影をつくって紛らわせたくて、

手持ち無沙汰の傘を、拡げた。

少し薄くて、儚い影が、地面に落ちた。

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