黄瀬的100文字SF:見てはならぬ者

画像1 空想ものではよく長命種が出てきますが、人にはやはり、歴史を通覧したいというような欲望があるのかもしれません。一生のうちで50年科学ができても、それは多くの観測対象にとっては十分な時間とはいえないでしょう。しかし人の強みは受け継ぐことによって、新たな解釈を生み、大量の思考の積み重ねができることです。百家争鳴こそが、豊かな科学の土壌であり、死差し迫る限りある時間こそが、探究のこれ以上ない原動力かもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?