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BONE

君が吹くトロンボーンは、
いつもきらきらとしていて、綺麗だった。

私は、君の出している音しか聞いたことがないから、
どのくらい上手とか、そういうこと、あまりよくわかっていないけれど。

それでも。毎日きちんと手入れをして、

暇さへあれば指を動かして練習をして、

それで、君がその合間に、私を振り返った時、
君は、いつも決まって笑顔なので、
私は君のトロンボーンがすきです。

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