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収入アップには「軸ずらし転職」がおすすめ

セカンドゴングのBBです。

転職を考えている方のなかには、「今の収入に納得していない」という方も少なくないでしょう。

最近は「軸ずらし転職」という方法が転職エージェントからも聞かれるようになりました。成功すれば、年収をアップさせる転職も可能です。

「軸ずらし転職」を勧める理由

それでは、この軸ずらし転職とは、どのようなものなのでしょうか。

  • 志望する業種(軸)

  • または職種(軸)

上記のどちらかをずらして転職することを、軸ずらし転職といいます。

「軸ずらし転職」のメリット

業種も、職種も、心機一転スタートとなると、気持ちはリセットできます。

しかし、新しい業種や職種で転職した場合は、新人と同じ扱いになる可能性が高いため、収入アップは見込めません

特に40代以降は、子どもの教育費や住宅ローンの支払いなど、支出も多い時期なので、収入ダウンは大きな痛手です。

「軸ずらし転職」で収入アップが狙えるのはなぜか

軸ずらし転職を勧める理由は、転職の際に

今まで身につけた仕事のスキル(職種)を加点対象にする

または

知り得た業界知識を加点対象にする

ことで、年収アップにつなげることができるからです。

大きく収入アップを目指すなら、同じ「職種」のまま、異なる「業界」に転職する方法があります。

苦労やストレスが少ない転職方法

さらに「軸ずらし転職」は、業種か職種のいずれかを変えるため、転職に伴う苦労やストレスが、他の転職方法に比べて少ないという利点があります。

「軸ずらし転職」を成功させる方法

軸ずらし転職をするメリットは、理解していただけたでしょうか。

では、軸ずらし転職の考え方に基づいて、転職によって年収をアップさせる方法を少し具体的に考えてみましょう。

同じ「業界」のまま、異なる「職種」に転職する

同じ業界で異なる職種に転職する、とはどういうことでしょうか。
以下に、例を挙げて説明します。

たとえば、広告業界でWEBデザイナーの仕事に就いているとします。
この場合の同業界、異職種転職とは、同じ広告業界で、WEBデザインではなく、営業や総務・人事の仕事を目指すということです。

同じ業界のなかにも、高収入といわれている職種がきっとあるはずです。
一般的には、人事関係や企画、マーケティング部門です。

適性もあるでしょうから、大きく軸をずらすことに不安がある場合は、比較的収入アップが目指せる、プログラマやホームページの企画制作を目指してみてもいいでしょう。

ちょっとした「軸ずらし」ですね。

転職先を探す際の注意

同じ業界なので、業種についてもある程度は分かっているかもしれません。
しかし、探し方とには少し注意が必要です。いわゆる規模、資本金や従業員数などを基準にして収入アップを目指さないでください

ベンチャー企業も含めて、その企業の経営状況や収益体制などの「伸びしろ」を『会社四季報』や『就職四季報』などで事前に調べておきましょう。

転職エージェントを活用する際は、「業界は変えず、職種の変更を希望していること」を事前に伝えてください
転職エージェントであれば、平均年収の情報も把握しているはずです。

いちど転職に成功したら、次は職種を変えずに業界を変える「軸ずらし転職」に挑戦することもできます。
さらなるキャリアアップですね。

職種を変える「軸ずらし転職」のデメリット

実際に行動に移する前に、軸ずらし転職の不利な点も知っておきましょう。

  • 職種が変わると、新しく覚えることが多い

  • 収入はアップするが、職種によっては残業が多いこともあり

  • 「即戦力」になれないことによるストレス

  • 同じ業界内で就業地域が重なる場合、前職との関係性が出てくる場合も

同じ「職種」のまま、異なる「業界」に転職する

40代の転職で勧めるのは、異なる業界に転職する方法です。

理由は、40代以降の転職には即戦力が求められるからです。
スキルを身につけているというだけでなく、転職先の会社に対して、どのような貢献(収益化)ができるかを求められることが圧倒的に多いのです。

業界知識の豊かさを売りにするより、同じ職種のエキスパートとして即戦力となる、異業界から来た転職者の方が、新鮮でアピール度も高いからです。

たとえば、現在の職種が不動産業界の営業職とすると、不動産業界よりも収益率が高いIT業界(特にSIerやDXを売りにしている企業)が有望です。

方法は、職種をずらす場合と同じく、業界を調査し、転職エージェントを利用する方法です。

業種を変える「軸ずらし転職」のデメリット

同じ職種で業界を変える場合も、実際に転職活動に移る前に、不利な点を書いておきますね。

  • 業界が変わったことで、雰囲気の違いについていけない場合がある

  • 業界の知識やルールなどを新たに覚える必要がある

  • 職種を兼務する場合、新しいスキルや知識が必要となることもある

「軸ずらし転職」のまとめ

最後に、軸ずらし転職についてまとめておきます。利点を最大限に生かして、収入アップを目指しましょう。

軸ずらし転職は

  • 収入アップを見込める有効な転職方法

  • 変わるのは業種か職種の一方なので、他の転職方法に比べて苦労が少ない

  • 初めに業界を変えて同職種に転職し、次に職種を変えて転職、さらに業界を変えるなど、複数回の転職で収入とキャリアの向上を目指せる

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