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相手の気持ちを考えすぎてはいけない。厳しくするのも成長の促進となる。


「相手の気持ちを考えろ」
「相手の立場になって考えろ」

それは、日本人の美徳なのでしょうか。

相手にとって良いだろうと思った行為が、
良い結果につながらないこともある。

相手の気持ちを考えすぎた行為、相手の立場になり慮(おもんばか)りすぎた行為は、甘やかしや成長を止めることになるのです。

・犠牲:相手を思うばかりに、自分を犠牲にする行為
・妥協:相手を思うばかりに、これでいいかと妥協する行為

そうなってませんか?

著名な経営者は、
社員や取引会社に対してつらく当たることが多かったと言います。

厳しい経営者から言われた社員や取引会社は、
「あんな無理なことを言うなんて、なんて経営者だ!」と。

しかし、それがいつの間にか、
なぜか「感謝」に変わっている。

なぜ?

権力を振りかざし、無謀な論理でつらく当たってくる著名な経営者。

社員や取引会社はどうしたでしょう?

反発する。見返してやる。絶対ギャフンと言わせてやる!

そして、考え努力する。
そして、成長する。

その成長が、自分自身にとって、社会にとって、明るい未来をもたらすことにつながっていく。

「相手の気持ちを考える」
「相手の立場になって考える」

すべてが正しくない。

あえて突き放し、考えさせ、努力させる。
つらく当たることが「相手のために」なっている。

ライオンは子供を崖から落とす?
ーなんてひどいことを。

虎穴に入らずんば虎子を得ず。
ーなんて危険なことを。

相手を慮ってやっていること。

あなたは、相手のことを慮って、我慢していませんか?
あなたは、相手の立場に立って、犠牲になってませんか?

それは、相手にとって良くない行為です。

相手のために厳しい自分になってみませんか?
それがとって良い結果へと導くのです。

(問題)
この文章中に「相手」という言葉は何回、出てきたでしょうか?


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