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愛娘(柴犬)とのアラフォー男子のモーニングルーティン

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トメは朝、5時くらいになると、あくびをする。
喉の奥を風が通り過ぎるような微かな音で、
そして、その後に、全身をグーっと伸ばす気配がある。

僕はベッドを降りて、ソファに寄る。
たいていの朝は、僕はうっすら二日酔いで、
しかもコンタクトレンズも眼鏡もしていないから、
ぼんやりとした意識の中で、ソファに横になるトメに近寄る。

そこから10分くらいは、いい感じに、いちゃいちゃする。
トメはお腹を撫でられるのが好きで、
撫でやすいように、右手を挙げる(「やぁ」という感じ)

でも、そんないちゃいちゃタイムはせいぜい15分で終わる。
トメは僕の脇をするりと抜けて、ソファから降りると、
今度は床に置いてある座布団の上で横になる。
まるで僕が追い出したかのようだけど、僕はソファでまた眠る。

6:50に、僕はソファから起き上がる。
スマホで音楽をかけながらシャワーを浴びる。
だいたい4曲が終わると、7:10過ぎになる。

シャワーを浴びたら、そのままシャツにアイロンをかけて、
トメはそんな僕を、座布団の上から見上げている。
ハンカチにアイロンをしたら、トメに声をかける。

「お散歩!」と言うと、トメはすくっと立ち上がる。
ちゃるさんのところで買った緑色の首輪をまくと、
トメはブルブルと身体を震わせて、出かける準備をする。

リードを付けて、玄関を出て、朝の散歩。
これは雨の日も、台風の日も、同じ。
トメは室内でトイレをしないので、散歩は必要不可欠。

晴れた朝の散歩は、気持ちが良い。
木々の緑は眩しくて、道端の花壇の花は美しい。
二日酔いもなくなって、僕はトメと朝を味わう。

トメは、いつも、自由気ままに突き進む。
あっちこっちの草や電信柱の匂いを嗅いで、
いい感じの場所を見つけて、おしっこをする。

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たまにわがままになって、一歩も前に進まなくなるけど、
たいていは「ねぇ、遅刻しちゃうから」と言い聞かせて、
そうするとトメは仕方なさそうに悟って、再び、歩き始める。

7:50にはマンションに戻り、トメの朝ごはん。
「お座り」「お手」「伏せ」を繰り返している間に、
トメはよだれを垂らす。
「ヨシ!」の声で、トメは朝食にありつく。

僕は前の夜に旦那さんが用意してくれる朝ごはんを持って、
家を出る準備をする。

その頃に、旦那さんはベッドの上で、目を覚ます。
「トメに歯磨きガムをあげてね」と声をかけて、
「いってきます」「いってらっしゃい」を伝え合い、
僕は玄関を出る。

速足で駅に向かって、8:04の電車に乗る。
そして、出勤だ。

これが僕の毎朝のスケジュール。
トメが来てから、健康的な朝が続いている。

※月曜日だけ、朝礼が朝早くからあるため、
 トメの散歩は旦那さんに任せている。

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