設定紹介②(五つの脅威)
私は基本運動しない人なんですが、流石にヤバいなぁと思ったこと。電化製品買いにアキバまで行ったら、筋肉痛(苦笑)。都内在住・弱々系男子、トマリです。
Youtubeで絶賛公開中のノベルゲーム風動画シリーズ〈The Biker〉。私のnoteでは、かねてから、作品の世界観を色々と紹介してきました。主役の〈バイカー〉に関する話は、過去6回に分けて解説しましたので、今回からは敵方の話をしていきたいと思います。
初回は例により、ざっくりとした作品概要を。やっぱりネタバレの多い内容にはなりますので、「予備知識なしで見たいねん」って方は、下記のURLからどうぞ。
( https://youtube.com/channel/UCMyqNfRWZnM5iMojClUX-gw )
①動物愛護団体〈AON〉
名前は〈Anger Of Nature(自然の怒り)〉の略で。外来種による環境の破壊やペットへの殺処分、鯨捕鯨などに反対する人道的な団体でもあるんですが、「人間も自然に帰るべき」という歪んだ思想を持ち、人を拐って人体実験を行い、節足動物の特徴を持った改造人間を生み出しています。
作中ではEPISODE-01から登場、改造人間についての詳細が語られたのは、EPISODE-08で。単に虫の姿をしているだけでなく、現代の科学では説明し切れない虫由来の特殊能力を持っている個体も。
現状、『総裁』と呼ばれる〈AON〉のリーダーは詳細不明。No.2の小幡『事務局長』なる人物が未登場ながら、EPISODE-11にて、ある判断をしたことが語られます。
既に登場した中では、茶屋や滝瀬 源らが幹部として語られた他、源の回想に主人公・犬居 仁によく似た人物が登場しています。彼の正体もいずれ語ることになるものかと。
②有限会社〈白沢フーズ〉
元はペットフードを販売している業者でした。その傍らで捨てられたペットの保護、亡くなったペットの葬儀といった活動もしている。少し〈AON〉にも近いですね。ただし、裏では動物実験により、普通の動物を狂暴なモンスターに作り替えています。
〈白沢フーズ〉が凶暴化させた動物たちのことは、〈サラブレッド〉と呼ばれています。〈サラブレッド〉は強力な反面、様々な要因で制御し切れなくなると、〈白沢フーズ〉の人間ですら、餌食にされることも。
もっとも、人に危害を与えない程弱い個体や人語を介する個体など様々な〈サラブレッド〉が登場しました。
EPISODE-12のラスト、声だけですが登場しました、社長の白沢。元は関西方面の会社だったという設定で、白沢や副社長の大石などは関西風の喋り方をしていました。
③指定暴力団〈翼賛会〉
〈新京市〉にて結成された反社会組織で、後述する〈アイアン・ウィル〉や海外のマフィアと通じていて、パワードスーツや各種武器で非合法に武装した集団となります。
EPISODE-03が初出。EPISODE-10で語られた内容によれば、〈翼賛会〉は一時期〈新京市〉を席巻する程、勢力を拡大していました。現在は全盛期に増えすぎた人員を食わせる為、日夜、幹部連中は頭を悩ませ、穏健派と過激派とで内部対立を巻き起こしています。
現状、病に伏す会長・赤羽根、会長代行を務める赤羽根夫人に、若頭の鴻池、若頭補佐の鷹司などの幹部が名前のみ登場。
登場した中では、鴻池寄りの直系組長・美鵬、あるいは会長の主治医・桜屋敷 玄鶴辺りが有力な幹部だと言えるでしょう。
④株式会社〈アイアン・ウィル〉
名前は「鉄の意志」を意味します。主な製品は〈バイカースーツ〉やAI搭載型のロボット。他の組織同様、ある面では街を支え、ある面では街を蝕む存在となります。
〈アイアン・ウィル社〉の製品は、完成度が高く、素早い動きで〈バイカー〉を翻弄したり、時計から電気信号を送り、人間の記憶と体を操ったりと、EPISODE-13までのストーリーで大きな活躍はないものの、侮れない存在です。
社長は、牡丹亭 玄龍。他勢力に比べ、早くに社長が登場、ワンマンぶりを発揮しています。〈翼賛会〉などのように内部対立はありませんが、EPISODE-04にて、梅小路 御冬の社内への影響力も明らかになります。
⑤宗教法人〈神の子の受難〉
キリスト教系の過激な新興宗教で、洗脳や自宅への押し掛けなど法律スレスレの悪事にも手を染めていますが、資金が潤沢で、政財界にも顔が利き、警察も中々手が出せないでいます。規模、実力ともに〈新京市〉最大。
〈受難〉の信者は、生まれつき、または洗礼を受けることで、〈守護聖人〉と呼ばれる植物の姿をした怪人と化します。
〈ワンダーズ〉。他にも〈奇跡の力〉など、言い方は色々ありますが、それぞれ固有の超能力を備えます。この勢力だけ世界観違わないかなという感じですが(苦笑)、その異次元の強さにより、EPISODE-13までには何気に1度も〈バイカー〉には倒されていなかったり。
劇中で組織的な動きはまだなく、〈受難〉が経営する『聖リタホーム』という施設の院長(先生)が登場するに留まっています。
⑥あとがき
各勢力にはモデルがあったり、名前の由来などのこだわりがあるので、それはまた別の機会に譲るとして、今回はこれまで。
次回は勢力の掘り下げか、〈バイカー〉のヘルメットの話をしようと思います。では。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?