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悪役列伝①(八束 萩乃)

デスクトップのPCを注文しまして、今朝、届いたんですが、使い方がよく分からず、難儀しています(苦笑)、トマリです。なお、動画編集は今までスマホでやっていました。

例によって、毎週テーマにも難儀していますが、今回からは悪役列伝と題して、各エピソードに登場した敵について、掘り下げてみようと思います。今回は、

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EPISODE-01より、八束 萩乃を。

やっぱりネタバレ祭りになります(苦笑)。異形の存在から〈新京市〉という架空の都市を守るヒーロー、〈バイカー〉の活躍を描いた、ノベルゲーム風動画シリーズ『The Biker』は下記のチャンネルからご覧になれます。ネタバレ抜きに楽しみたい方はこちらへ。

https://youtube.com/channel/UCMyqNfRWZnM5iMojClUX-gw

①概要

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EPISODE-01の敵である彼女。〈AON〉という動物愛護団体を騙る本作の悪の組織、彼女はこの組織が生み出した蜘蛛の改造人間でした。

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〈AON〉による非人道的な実験の数々。それを公表しようとした滝瀬 源の命を狙うヒットマンとして、萩乃は暗躍します。

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しかし、萩乃個人は滝瀬を愛していました。EPISODE-01のタイトルにもある通り、夫と死別した萩乃。亡き夫の幻影を滝瀬に見た彼女は、その愛を歪んだ形で確かめようとします。

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滝瀬 源、そして、その息子の厚六にまで、魔の手を伸ばす萩乃。彼女を止める為、仁は二度に渡り、萩乃と対峙するのでした。

②プロフィール

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名前はヤツカハギ、妖怪・土蜘蛛の別名に由来します。……我ながら安直なネーミング(苦笑)。

彼女については、最初の敵である以上、あまり同情的に描きたくないなと思い、描写を省いた部分があります。

特に一番下の「全盲」という経歴は大きく、彼女、実は亡くした夫の顔を見たことがないのです。だからこそ、滝瀬という他人に夫の面影を求めたのであり、また〈AON〉の研究スタッフだった滝瀬は、彼女の目に光を与えた人物でもありました。この辺りの話は、先のエピソードでもタイミングがあれば、描いてみようと思います。

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上のプロフィール画像にはありませんが、バイオリンというのも、彼女を語る上で大きなファクターのひとつ。バイオリニストとして、元来音楽にはあまり関心のなかった但馬さんをも魅力する、図抜けた才能の持ち主でした。

もっとも、そのバイオリンが、彼女の正体がバレる原因にもなったのではありますが。

③性格

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この写真は、八束 萩乃として最初の台詞。エピソードの悪役にしては、気の抜けた印象を受けませんか?

滝瀬絡みの話を抜きにした彼女は、どこか抜けた愛すべき人物といった感じで、他にも、

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自身へ聞き込みに来た警官二人(但馬と蘭)にこんな天然ボケをかましたり。また戦いのシーンでも、

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なんて笑ったり。結構面白いお姉ちゃんというのが、作者の印象です。「幼稚」と言い換えても、いいかもしれません。

④能力

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八束 萩乃は蜘蛛の改造人間。蜘蛛らしく、糸や毒を駆使して戦いました。

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成分については、クロゴケグモの毒を参考にしました。というか、彼女のモチーフ自体がクロゴケグモです。

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流石に犬居 仁にはしませんでしたが(理由はEPISODE-02にて言及しています)、殺し方も中々エゲつかなく。

流石に〈バイカー〉相手には部が悪かったものの、人間にとっては十分に脅威といえたでしょう。

⑤あとがき

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悪役列伝第一回、八束 萩乃を紹介しましたが、如何でしたか?

次回は、順当にいけばEPISODE-02の……となる訳ですが、02には人間の敵は登場していませんので(EPISODE-09で真相は分かります)、飛ばして、EPISODE-03の彼。

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羌 礼次の回でも触れましたが、美川 舞。彼について掘り下げてみる予定です。お待ちください。

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