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はじめまして

はじめまして。
ソウルの大学院生と申します。実は今夏すでに修了したので、元・大学院生と名乗るべきなのですが…。

noteは2年ほど前にはじめ、主に留学や海外生活について書いています。というのも、私自身、留学にあたり本当に色々な方々の留学ブログに助けられたため、今度は自分が発信してお手伝いできたらと思っているからです。

留学の情報は毎年変化しますし、きっと多くて困ることはないはず。

ブログ自体は全盛期ほどの影響力はなくなりましたが、留学に関してはまだまだ大切な情報源だと感じています。

また、私はヨーロッパ(イギリス)とアジア(韓国)の両方に留学しました。留学を複数回経験した方も、ここまで大きく異なる地域はあまり多くはないかとも思いますので、その比較?もできたらと思います。

補足として私の留学経験は

2019年~半年間 イギリス交換留学(シェフィールド大学)
2021年~2年間 韓国大学院留学(ソウル大学)

という感じです。

✥ ✥ ✥

よくメディアで「若い人たちはもっと海外に出るべきだ、留学するべきだ」と聞かれますが、私は留学はあくまでも人生の一選択肢に過ぎないと考えています。留学は時間もお金も労力もかかりますし、日本でできて海外でできないことも山ほどあるからです。

ただ、私の根本にあるのは「もっと多くの人たちが自分の人生を自分で『デザイン』する可能性を感じてもいいのでは」という想いです。そして、私にとって人生をデザインする手段の一つが留学でした。

このような想いに至った背景には、私が留学準備を進めるなかで抱いたある疑問があります。それは「『留学』を人生の選択肢にする人とそうではない人がなぜいるのか、この違いはどこで生まれるのか」ということ。(念のため、留学を目指す方が立派だとかいうわけではないことを申し添えます。)

私は留学にあたって、学校や国、財団によるものなど、さまざまなサポート体制や奨学金を見かけましたが、実際に利用する人は多くなく勿体ないと感じていました。実際に留学するかどうかは別にして、もっと多くの人が説明会に参加したり、奨学金に応募したりしてもいいのでは?と。

それから何が障壁となっているのかを考えました。
そこで至った一つの仮定が「そもそも『留学』が自分の将来の選択肢となりうるという可能性に気がつく人がとても少ないからでは」ということでした。

私の場合は小学生の頃に叔母がイギリスに留学したり、姉がスウェーデンに交換留学したりと、幼い頃から自分も将来のどこかで留学するかもしれない、というぼんやりとした考えを抱いていました。

反対に、例えば私には医者になるという選択肢はありませんでした。それは私の親戚にも友人にも医者はいなかったから。「医者を目指すかもしれない」という考えすらよぎったことがありません。

やはり自分自身に限らず、周りの人たちの経歴や経験も自分の選択や意志に大きく影響していると思います。

少し話が脱線しましたが、私は留学という目標を設定し、準備し、実行する一連のプロセスによって「私は自分の人生を自分で『デザイン』している」という実感を得られました。

もちろん面倒なこと、悲しいことも多々ありましたが、それでも「自分が決めたのだから」と腹を括ることができました。また、自分で自分のマスターピース(=人生)を創ろうとしているんだ、と感じられることはとても幸せです。

ですので、noteで私の経験をシェアし、自分の人生の「デザイナー」になる喜びや、その一手段として「留学」という可能性を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。


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