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【渡航前①】交換留学と正規留学それぞれのスケジュール感

留学準備は長期戦かつ大がかり。留学に行くかどうか迷っている人でも、とりあえずは漠然とでもスケジュールを頭に入れておくことが大切です。

交換留学か正規留学かによって、スケジュールは大きく変わりますが、準備には最低でも1年間は必要だと思います。

欲を言えば1年半前が理想でしょうか。国・学校選び、受入先が要求する成績や語学スコアの取得、奨学金応募、ビザ申請などやるべきことが山ほどあるので(もう二度としたくないと毎回思いました)…。


交換留学のスケジュール感

交換留学は在籍大学の案内にしたがうのがマストですが、私の大学は留学開始の約1年前に学内選考がありました。私は2019年9月からスタートするセメスターに留学したいと考えたので、その丸1年前に留学計画や成績証明書等を提出し、面接を受けました。

2017年夏(学部1年):ぼんやりと情報収集スタート。
2018年春(学部2年):学内選考に向けて書類準備。英語の勉強(?)
2018年夏:学内選考。
2019年9月(学部3年後期):留学スタート。

ただ、学内選考に臨むにはそれよりも早く準備する必要があるので、実質2年くらい前から情報収集はしていた気がします。(コロナによって未来の不確定さをいやというほど実感したので2年先なんて…とも思いますが…。)

学年で言えば、学部3年後期に留学開始することを目標に、2年夏休みに学内選考、1年生から情報収集、というような感じでした。

私はこのスケジュールで焦ることもなく、ちょうど良かったです。


正規留学のスケジュール感

正規留学は交換留学とは異なり、全て自分で準備しなければならないので、手探り状態でした。

結論から書くと、次のようなスケジュールでした。

2020年春(学部4年はじめ):海外の大学院を本気で目指すことに決める。
2020年夏ごろ:留学先に目星を付ける。やるべきことをリストアップ。
2021年3月(卒業する頃):オンラインで出願。
2021年6月:入学許可証をもらう。
2021年9月:留学スタート。

結果的に1年半前くらいから留学準備をしていたことになりますが、当時は「そろそろ情報収集をはじめよう」と意識していたわけではなかった気がします。ちょうどそのころ私はイギリスの交換留学から帰国し、同級生たちも就活をしていたころだったので、自然とより真剣に進路を考えはじめました。

他の人たちはどうなのでしょう…。遅いのか早いのかちょっと分からないですね。欧米かアジアか、どの大学院かによって準備時期と過程は大きく異なるかもしれないで、ぜひ検索して色々なサイトやブログを覗いてみてください。

留学エージェントは必要か?

留学準備を始めたころに、「交換留学は在籍大学の留学課が手厚くサポートしてくれたから、大学院はエージェントに頼んだ方がいいのかしら」と少し迷いました。ですが、結局はエージェントにお願いすることなく自力で行いました。

とある方から「エージェントに何を依頼したいのですか?助けてほしいことがあれば利用してもいいと思いますが…。」とごもっともなお言葉をいただきました。私はその時依頼したいことがいまいち思い浮かばず、「一つ一つ段階を踏んでタスクをクリアして、どうしても自力でできない場合はお願いしよう」と決めました。

正直、ビザ申請や出願等は面倒くさいですが、渡航後の方がもっと大変なことをしなければならないので…。個人的には、エージェントに依頼せず自力で行うのは面倒ではありますが、不可能ではないと思います。

もちろん、事情は人それぞれなのでエージェントを利用するのもありだと思います。「これで合っているのか」「この書類は本当に必要なのか」と一人悶々とする時間が省けるはずなので…。


1年以上先の、実現するかどうかも約束されていない「将来の留学」について考えて準備し続けることは大変だと思います。私も2度の留学で毎回「もう2度とこんな手間をかけたくない。留学さえしなければこんな書類なんて準備しなくていいのに…!」と思っていました。自分で決めたことですし、色々な人から応援してもらっていたので不謹慎ですが…。

ですが、そんな苦労も喉元過ぎれば熱さを忘れ、またどこかの国に住みたいと性懲りもなく日々考えています。


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