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毎日の記録

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#韓国

ソウル日記❘ 帰国4か月目にしてふり返る

2年間の韓国留学から帰ってきて、早4か月が経とうとするのに、なかなか振り返りができていませんでした。「大変だったけど楽しかった」「こういうことを学んだ」といった歯切れの良い表現が見つからないからかもしれません。ですが、やっと重い腰をあげて、そろそろ言葉にしてみます。 私にとって韓国への留学は、実のところ不本意とは言わないまでも、はじめから希望していたことではありませんでした。イギリスに交換留学して、やっぱりヨーロッパの大学院に進学したいと思っていたところ、コロナがはじまりま

ソウル日記 ❘ 何でもないけど、きっと懐かしくなる日

ソウルはすっかり秋めいてきた。夜は20℃を下回っている。日本だったら金木犀の香りがし始めるのかな、と少し恋しくなった。 昨日はとても良い一日だった。午前中は適性検査とインターンを済ませて、午後は友人たちと出かけて…。 巷ではもうすぐ内定式があり、早い人では25卒の学生も就活をはじめる時期に私はまだ適性検査を受けている。私の姉もなかなか内定がもらえなかったけれど、彼女の記録を抜いてしまった。もう9月も終わる。 昨日の適性検査はオンラインだったのだけど、今までで一番厳格だっ

過去の私へ「人見知りを免罪符にしない」

先日無事に、2年間の修士課程を締めくくる卒業式が行われ、私はいまとても清々しい。 (・・・下書きを書いていた時点ではそうだったのだけれど、今は受かると思っていた企業がどれも落ちてしまって、ちょっと清々しいとは言い切れない。でもきっと大丈夫。) 日本では「まだ学生がいいな」「働き始めたくない」という人も私含め多くいた。反面、ここでは多くの人たちが「早く卒業したい!」と言っている。私も今はこれだけ自由な時間を謳歌しているから、就職するのはちょっと怖いけれど、十分学生はやり切った

韓国で日本に恋焦がれるコースメイトたち

先日、コースメイトとクリスマスパーティをした。 ホストのノルウェー出身の子と、声をかけてくれた中国出身の子2人、ドイツ出身の子、そして私の5人。 中国からの2人以外は初めて会ったのだけど、驚いたのは全員何かしら日本とつながりをもっていたということ。 まず、ノルウェーの子は詳しくは分からなかったが、以前福岡に住んだことがあるらしい。 中国の子は、一人は早稲田大学に在籍しているけれどコロナの影響で日本に入国できない状態が続いているため、その代わりに国境が開いている韓国のソウ