絶対絶命ワンダーランドからの脱出 感想(ネタバレなし)

※謎に関わるネタバレは避けていますが、公演の雰囲気等には言及しています※

リアル脱出ゲーム吉祥寺で絶対絶命ワンダーランドからの脱出に参加してきました!

  • 結果:失敗

  • 難易度:6/10

  • おすすめ度:8/10

おめでとうございます。
このたび"ワンダーランド"の参加者として、1万人の中からあなた様が選ばれました

ある日、あなたのもとに届いたゲームの招待メール。
そこには開催日時と集合場所、そしてこんな一文が書いてあった。 

すべてのゲームにクリアした方には、
どんな願いでも1つだけ叶えて差し上げます

胡散臭い内容だが、もし本当だったら魅力的な話だ。
なにより…… この怪しい招待に高揚している
自分がいた!
騙されているかもしれないと頭ではわかっている。
しかし気付けばあなたは会場に足を運んでいた。

そして到着してから知ることになる。
そこは一度足を踏み入れたらゲームに勝つまで出ることができない、命を賭けた
デスゲーム会場だった!
勝てば生存、負ければ死……。
あなたは生きてこの会場から脱出することができるのか!?
(引用:絶対絶命ワンダーランド公式サイト)
https://realdgame.jp/death_game/

今までありそうでなかったリアル脱出ゲーム×デスゲーム。
そもそもこれまでの公演も「60分以内になんとかしないと死亡」がデフォのデスゲームみたいなもんではありましたが、逆に言えば謎解きとデスゲームは相性がいいこと必至。
事前にTwitterで前評判の高さを確認していたこともあってウキウキで行ってまいりました。
結果的に期待を裏切らない面白さだったと思います!

  1. これでもかと盛り込まれた「デスゲームあるある」
    足を踏み入れるとデスゲームマスク(上半分)と不織布マスク(下半分)をしたスタッフがお出迎え。
    この時点で怪しすぎてちょっと面白いですが、平常心で受付して、案内されるまま会場へ。
    基本荷物はすべて手持ち+その他ゲームで使う小道具あり+待ち時間は地べたに座ることになるので、動きやすい服装で行くの推奨です。
    (一応500円のクロークもあります)

    そして公演開始後は、フルスロットルにこれぞデスゲーム!という演出のオンパレード。
    暇な人はデスゲームあるあるでビンゴを作ってから参加してみてください。多分3ビンゴぐらいは空きます。
    不気味に丁寧な主催側、ちらつかせられる莫大な報酬、いかにもイキッたり動揺する参加者、そしてルール違反や敗北への「ペナルティ」のような、いかにもな出来事にプレイヤーとして飛び込めるので、デスゲームもの好きならば垂涎でしょう。
    自分がデスゲームに参加したらどういうキャラか、作り込んだ上でノリノリで臨むとさらに面白いかもしれません。

  2. 窮地を救うヒーローになれる公演
    今回はチームチケット制が組まれているので、友達とだけチームを組んで、最大3人チームでわいがや遊ぶことが可能です(一人参加も可能)。
    特に今回は通常公演ほど謎が多くないため、普段謎解きをしていなくても、全員が平等に楽しめるちょうどいいバランス。
    何より、絶対クリア不可能・死亡確定に見えるゲームで、自分のひらめきひとつで仲間を救う、というデスゲームならではの活躍をするチャンスがふんだんにあります。
    まさに「ヒーローになれる」公演として、友達同士、あるいはデートで盛り上がるのにうってつけではないでしょうか。

    一方、公式のFAQにもある通り、今回は珍しく「参加者が途中でゲームに負ける」ことがありえます。
    実際の公演でもかなりしっかりとしたふるい落としがありました。
    しかし詳しくは言えませんが、「ゲームに負けても最後まで楽しめる」ことを約束する設計になっているのでそこは安心してください。
    むしろ脱落で絶望するのもデスゲームの醍醐味ですよ!

  3. 恐怖演出は...
    今回、デスゲームなので全体的に怖さを煽る雰囲気で作られていますが、受付で希望すれば恐怖演出軽減バッジなるものがもらえます。
    これをつけていれば一部の恐怖演出が自分達だけ少し軽減してもらえるというものなので、極度の怖がりさんはもらいましょう。
    ただ、個人的には今回の公演唯一のがっかりポイントが「まったく怖くない」ということぐらいなので、よほどじゃなければバッジはなくて問題ないと思います。
    例えばディズニーランドのホーンテッドマンションに入れれば全然問題なし。
    リアル脱出ゲームでいえばゼペットがプレイできるなら完全に余裕です。

    やはりデスゲームの大きな魅力は逃げられない恐怖!
    前述の通り、そもそもリアル脱出ゲームは通常公演でも設定上は命懸けが普通なので、今回デスゲームコラボを名乗るからにはもう少し死にたくない!となるような怖さを感じさせてほしいと思いました。
    (厳密に言えば、多分制作側もそれを念頭に一部の演出を組んでいたと思うのですが、なんか若干恐怖の方向性がこちらの期待と違った気がします)
    いざとなれば次回作も作れそうなので、次のデスゲームに期待します。

  4. 難易度は簡単め
    今回自分はあえなく失敗でしたが、落ち着いて考えればもう少しでクリアできたレベル感ではありました。
    参加回の成功チームも3/12ぐらいだったかと思うので、SCRAP全体でもやや簡単めぐらいの位置づけでしょうか。
    いつものことですが確実な観察力と情報整理は超重要ですね!
    一方で全体的に謎そのものの量が少ないので、手練れの謎好きや、とにかくたくさん謎を解きまくりたい人には物足りないかもしれません。
    ハードコアに謎を解くよりは、世界観に入り込むこと重視のつくりです。


  1. デスゲームものが好きなら盛りだくさんの「あるある」にきっとハマる

  2. 謎に慣れてなくても仲間内のヒーローになって盛り上がれる

  3. まったく怖くない。だからこそ緊張感を期待すると微妙な部分もあるかも

  4. 謎解きの難易度は低め。わいわい楽しむことを重視する人向け

以上、絶対絶命ワンダーランドからの脱出 感想でした!
現在、吉祥寺と名古屋で遊べますのでぜひご体験ください。

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