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第二種電気工事士の技能試験終了…アラカン越えの電工日記(2023年7月24日)

今年の1月から準備してきた電気工事士の試験対策なんだけど、昨日受けた技能試験でようやく一つの区切りがついた。

試験会場は札幌市内。車で行くので余裕を持って出かけたけど、予想以上に道路が空いていて、30分程度で目的の駐車場に着いてしまった。

時計を見ると丁度9時。
試験開始時間は10時50分なのでそれまで2時間ほど余裕がある。
先に会場を確認して、そのあとにどこかでコーヒーでも飲もうかなと思いながら会場に着いたら、自分よりも先着の受験者が10名ほど一階のロビーで受験前の最後の追い込み(復習)をしているようだった。

受付に女性がいたので「ここで試験まで待つことができるのか?」と聞いてみたら、「受験会場には入れないけど、それまではここで待つことができる。」と説明してくれた。

これは好都合、ここだと遅刻する心配もない。しかも一人のブースと数人で座るテーブル席がたくさん用意してあり落ち着けそうだ。

早速、自販機で飲み物を買ってスマホで5CHから情報収集。

その数分後に隣に座った人が、ノートを広げて複線図を書きはじめた。

自分も何かやった方がいいかな? と思ったが、複線図はこれまで書かないで課題を組む練習をしてきたので、結線で迷うことはないだろうと思っていたし、出かける前にランプレと露出コンセントの輪づくりをやって、受験前の指の感覚を慣らしてきたので焦ることはなかった。

10時に受験会場の入室が認められ、10時50分から受験上の注意事項の説明が始まった。

11時20分頃に課題表が配られて、その表面に書かれた材料の確認が始まった。

5チャンネル情報では、前日の土曜日に行われた道内の試験場では課題4が出題されたとのことで、札幌も同じ可能性もあると思っていたが違っていた。

材料確認中に4行目に「配線用遮断機」が入っていたので、課題10番だとすぐに分かった。

課題10のキモは連用取付枠内の渡り線の処理だ。
この課題は13課題中で唯一、赤・白・黒の3本の渡り線をつなぐ必要がある。

この結線は何度もやってきた

結線する負荷はランプレセクタブルと引っ掛けシーリングだ。
ケーブル切断は1.6(3C)から渡り線を確保することと、1.6(2C)を2本に分割するだけなので間違えることはなさそうで安心した。

またリングスリーブ(中)が2個あったので、心線被覆を揃えるのに厄介な4本接続があることが分かって、上手く処理しなければならないと少し緊張気味になった。

11時30分に試験開始がアナウンスされた。

施工条件を確認し、「パイロットランプ」、「ランプレ」、「引っ掛けシーリング」が同時点滅であることを確認し、差し込みコネクタは3本接続箇所のみ使用で、そのほかはリングスリーブを使用することを確認し、念のために課題書に鉛筆で書き込みした。

そのあと運用取付枠にパイロット、スイッチ、コンセントを組み込み、連用枠部分の配線を完成させた。

次に配線用遮断器、ランプレ、引っ掛けシーリングをケーブルにつないで、最後に合格クリップを使って全体を暫定的に結線した。

そのあと電源の流れを指で確認して、いざ仕上げの結線だ。
結線後に再度電気の流れをチェックして、最後に全体の体裁を整えた。

自分に気が付かない見落としがあれば欠陥事項で不合格になるが、今回上手くいかなかったとしても12月にまた技能試験だけ受験すれば良いので気は楽だった。

後は8月17日の技能試験結果発表を待つだけだ。


今回出された課題10

受験後は昼食を兼ねて一人マックでご苦労さん会をやってみた!!

自分にとって第二種電気工事士の勉強は目標の通過点。
結果がどうであれ今回の受験終了とともに気持ちを切り替えて、次は「第一種電気工事士」の合格に向けて取り組んでいくことにしている。 

どうなるか心配だけどね~!! <完>       2か


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