大ちゃん、空也さん、好きになってくれてありがとう。

大地くん√、空也さん√完走しました!!

正直、ほかの子たちと比べてイベント少なくて解像度がまだまだ低いところがあります。。

感想を深めれば深めるほど
もっと白羽兄弟のこと知りたい〜〜!
と地団駄踏んでしまう、
それくらい魅力的なキャラクターでした。

なので推測の多い個人的な解釈多めの長文ですがお時間ある方はぜひ!
以下本題↓↓↓

◎最も “等身大の高校生” 白羽大地

大地くんの印象は、誰よりも“等身大の高校生”です。

私の中でGS4の他のキャラクター達は、どこか大人な印象が強いです。
高校陸上のトップ颯砂くん、ギフテッド級の頭脳の本多くん、プロの演劇の世界で大人と共に働く柊くん、、、
彼らを初めとしてほかの子たちも皆「普通の高校生」ではなく、達観した悩みを持っています。

そんな中で大地くんは、
少しだけ私たちリアルの高校生に近い感覚や悩みを持っています。

なので、
「一目惚れした女の子に好きになってもらうために頑張る」
という等身大の恋する男子高校生として存在が一際目立ちます。

なによりとても素直で優しい性格なので
ストレートに「好き」・「可愛い」と何度も言ってくれます。
だけど触れたりリードするのは奥手でなかなか手が出せない。

いちばん高校生のカップルという感じで
初々しくて可愛いなと
終始ニコニコしながら進めておりました。

◎大地くんの努力

大地くん、誤解を恐れずに言えば、
今までそんなに「努力」というものをしてこなかったのかもしれません。

運動も勉強も割となんでもできちゃう。
自分でも「上出来ではあった」と話しています。
もちろんそれなりの努力はしてきたと思います。


でも“死ぬほど努力した”という経験が無く、
上には上がいる”という想いも常にある。


それが自分を「半端な状態」と表現するようなコンプレックスに近いものになっていたのかもしれない。


√全体を通して、はば学への憧れやコンプレックスが強いことが印象的でした。

この理由を考えた時、先述の通り

自分が本気で努力したことが無く、本当に1番になったと思えたことが無いから

なのではないかと思い至りました。


はば学の颯砂くんや本多くん、風真くんに触れて、
そしてそんな人が周りに沢山いるマリィを好きになったことで、

「自分もはば学だったらなぁ」とか、
「本気で1番になりたい!」とか、
こんな気持ちが強くなったのかなと思います。

もう十分すぎるほど勉強も運動もできて、頑張ってるのに、
もっと本気で努力して、ちゃんと自分で自分を認められるような成果を出したかったんだとしたら、
とてつもない努力家だよなぁと。


冷静になると、はば学のすごい子達がたくさん
周りにいるマリィが夢中だったのが
明るくて素直で優しくて努力家な白羽大地
というところが「萌」なんですが…

大地くんはマリィを高嶺の花と思っているので
自分が並べる男にならなきゃ!と
躍起になっている所がやっぱり男子高校生って感じで可愛いです(^^)

ED後は、
受験に全力で頑張れた大地くんが、コンプレックスを克服して、
マリィとデートを重ねてどんどん恋愛に慣れることで、
余裕が出てきた大地くん という最強のスパダリになるんだろうな。


◎優しすぎる男、白羽空也

大地くんは、優しいですが良い意味で自分本位です。自分のしたいことに一直線で、ブレずに自分のために努力ができます。

ですが空也さんは優しい中に危うさがありました。
例え自分が被害を被ることであっても、
他人本位で行動してしまいます。


「ハプニング吸い寄せる体質」とありましたが私はそれだけでなく、

・「困っている人をよく見つけてしまう優しすぎる性格
・「助けてしまう優しさにつけ込まれること

が原因でもあると思っています。

普通なら見逃してしまうような人達や事象にとても目がいってしまうのかなと。
そして1度優しくしてくれた人にはまた頼りたくなってしまうものです。


深読みをすると、これが重なるうちに
自分が周りをハプニングに巻き込んでる
というような感覚すらあったかもしれません。

※「空也さんに吸い寄せられてるみたい」というような話があったので…空也さん自身もそれを気にしてたりするのかな?という邪推です

だから人助けをすることは、少し罪滅ぼしの気持ちもあったのかな…
なんて勝手な想像を膨らませていました。


だけど空也さんがやってることは他人本位すぎるとも言えます。
自分の時間も奪われるし、
金ジャケの時のように良いように利用されて危ないこともあったかもしれない。

酷い言い方をすれば、
自分の意思なく流されて行動していたともとれるかもしれません。


◎マリィとの出会い

空也さん自身もなんでも屋さんを「おかしな正義感」と揶揄しており、
なんでも屋さんに少し疲れているタイミングで、マリィと出会えたのかもしれません。


芸術をあげている時のイベントのマリィとの会話が印象的で、

なんでも屋さんって大変なことばかりじゃないんですね!」に対する驚きと、
人助けでも楽しめることってあるんですね!」に対する喜び


確かに危うくておかしな正義感かもしれないけど、やってきたことが全部間違いな訳ではなくて。
自分でもよく分からなくなっていたことを
肯定して貰えて、とても嬉しかったんじゃないかな。


そしてあの例の金ジャケの事件を皮切りに、

他人本位すぎる優しさは時に危ないこと。
ただ人に尽くすということがその人の為になる訳ではないこと。
・それは自分をすり減らすことにもなり得ること

に気づいたのだと思います。


そこに気づかせてくれて、
今度はちゃんと自分のための努力である「受験」に向き合わせてくれたマリィ。

空也さんはマリィにとても感謝していることが伝わってきます。


告白のとき、
『「人のことを想う」ということを勘違いしていた愚か者』
と自分を揶揄しており、
少し自己肯定感が低い空也さんですが、
マリィはそんなところも全部肯定して認めてくれるはず。

ていうか私はそんな優しすぎるくらい優しい空也さんが最高に素敵だと思います。


今後はちゃんと自分で、
助けるべきところと利益になるところを見極められる大人になるはず。
なんでも屋さんは卒業しても、人のために行動する優しさは変わらないと思います。


◎白羽兄弟とマリィの関係性、尊い!!!

まとめるとこの兄弟、
マリィと出会うことで自分のために本気で努力することになるんですよね。

全力を尽くすってそんな簡単に出来ない。
はば学の子達は当たり前にそれができる子ばかりで大人だなと思いますが、

一人の女の子と出会って努力できるようになる男子高校生、
とてつもなく尊いと思います。

陳腐ですが、エモい!!!!
ここの高校生感がエモくて最高でした。


推測ばかりなのにここまでお付き合い頂いてありがとうございます。
あ〜楽しかった!
白羽兄弟バンザイ‼️

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