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テンポ

インディアンスのネタの最大の魅力はテンポの良さだと思う。
自分で司会進行やるとわかる。テンポを刻み続ける事の難しさ。だから田渕さんはすごい。
漫才とか講演とか聞いてても,テンポがいいと何でも楽しくなっちゃう。やっぱりテンポという魅力を私は捨て去れない。

私は例によってあれこれ,自分のできないことを多数頭に浮かべていた。
そして,自分が自分できちんと実行してケツ拭いてないなと思った。
自分がやりたいことは,自分の作品を世に出して,誰もに認められることなんだけど,行動してないなと。たまたま出会ったnoteに連続投稿という機能がなければ,世の中に何か発信することすらしていなかったわけで。

ふと,真空ジェシカのふたりが頭に浮かんだ。M-1で好きになって以降TBSラジオ「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」を掘り返して聞いている。
この番組で,ガクがお母さんとのやり取りを明かす中,自分で家族に「芸人になる」と伝えたことや,家族がそれを見守ると言ってくれたことを話してくれた。
うちの親は,私が「芸事に進みたい」みたいなことを仄めかしても反対だったし,私は,親のNOをYESに変えさせる方法を考えられず,行動してこなかった。自分の頭も足りていなかったし,腰まで重かった。[Alexandros]の川上は定職に就きながらバンド活動もして,バンドで稼いだ分を親に見せて「これで生活出来る」と説得したという。セカオワのNakajinも最初は親に反対されていたと言っていたけれど,活動を諦めなかったし,今は認めて貰えているらしい。真空ジェシカの川北はどうだったんだろうか,彼の生き方に興味がある。
親がもし,私が当たって砕けるような生き方をしたいと提案したときに認めてくれたらなとすごく思う。安定なんて面白くもない,やりたいことやりなさいって言ってくれたらな。バイトとかで食い繋ぎつつやりたいことをやる生活がしたかった。したかったという言い方も気持ち悪いな。やってない。どちらかというと親に逆らわずに生きてしまっている。大枠は親の希望通りの設定で,その中で,親の顔を気にしながらちょこまか走っている。
それだけ親に対して,自分が何か感じているのだろうな。
それをコミュニケーションの結果ととらえていい物かどうか。まったく干渉が無いわけでは無いが違和感はある。
波風立てずに,できる範囲でやりたいことを最大限やることしかやっていないと思うし,なんなら,やることすらせず自分の脳内のみで完璧な状態を作り上げて,頭の中で最高の状態になっている。
だから頭でっかちなのだな,なんて思う。
その根本の原因は自分のフットワークの重さにあるとしても。

話が逸れた。
まだやりたいこと,やりたりないことがあるこの世の中で,今やることは,
まずは自分の目の前の,学校の課題を終わらせること,であると思う。
しかし,嫌いな課題,ってあるもんだ。よりによって腰の重い私だ。
つい,タスクをリスト化する。でもリストをつくると,なんだか進まない。堀江貴文さんの本をぱらぱら見たとき,やりたいと思ったことをすぐやれと書いてあった。つまりリストに盛り込もうとしたことをやるのが一番ってことだ。もうすでに片手にそれを持っているのだから。
やってみたら,いつやる?いつやると進む?中身は?と余計なことを考えずに済んだ。体が楽だった。とんとん拍子とはいかなくとも,思ったよりは良く進んだ。

テンポは,頭が足りなかった人間の腰も浮かせる。




いいことありますように!