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チームの醍醐味 〜 チームにいるからデザイナー個人が変われること 〜

こんにちは。セカンドファクトリーのデザインストラテジストの 東海 です。

今回は、昨年デザインチームに加わってくれたUXデザイナーのイ ヘリさんのインタビュー。スタートアップでデザイナーひとりだった環境を経験した彼女が、チームでデザイナーとして成長する道を選択し、B2B2Eのプロダクト開発チームと弊社デザインチームでのこの1年の経験を振り返って感じた、「変わったこと」「変わらないこと」について聞いてみました。

変わったことで話してくれた内容はチームとしても嬉しく、今後のデザインチームの運営においても大事にしていきたいポイントだなと、改めてみんなで振り返りました。

UXデザイナーのイ ヘリさん

変わったこと

1. 視点や観点が変わった

これまでもサイトやアプリのUIデザイン、ロゴや名刺やパンフレット、交通カードなんかのデザインも行っていました。でもその時の私は、どうやってキレイに、かわいらしくできるかといったビジュアル的なデザインの観点でみることがほとんどでした。

クライアントの開発チームやセカンドファクトリーのデザインチームのみなさんと働いていると、同じデザイナーだけど、当たり前に様々な観点をもつメンバーがいるなと思います。

問題の構造整理や本質的な課題を捉えることが得意なメンバーや、ミーティングの状況に対してみんなが困ってることを整理して「これをしたらいいんじゃない?」ということを素早く察知して示すことが得意なメンバーがいたり。

いろんな観点に強みを持ったメンバーがいるなと感じています。

こんな図を書きながら話していました

そんなメンバーと仕事をしていると、その観点に刺激をもらって、ヴィジュアル的な観点だけではなく、これまでなかった観点で自分が考えていることに気づいたり、これまでと違った課題の見方をしているなと感じること少しずつ増えてきた気がして。

− 観点が変わったことでなにか変化したことはありますか?


2. 苦手を超えていく楽しさを知った

以前は、これを作ってくださいという分かりやすい要件で依頼される方がやりやすいと感じていたんですよね。タスクという意識が強かったのかもしれないです。

でもチームの中で仕事をするとなったら、チームのデザイナーのメンバー同士はもちろん、PdMやエンジニアとの関わりの中で自分なりに考えて提案をすることが必要になりますよね。自分で要件を理解したり、時には作ったり整理することも必要になりました。

最初は苦手意識がありました。でも理解しようと向き合って、自分なりに考えて提案を繰り返していくうちに、そこまでアプローチすることがだんだん楽しくなってきたんですよ。

誰かの期待に答えられた時とか、その相手が嬉しい反応をくれることが、私は嬉しいんです。これは以前から変わらないことかもしれません。

だけど、そういう反応が頂けると、いまはどんどん理解を深めたくなってきて。しっかり自分のプロジェクトの要件が見えていて余裕があるときは、他のプロジェクトの状況なども理解したくなってきました。

− 必要になっても壁を乗り越えるって結構大変ですよね。なにか 壁を乗り越えるキッカケみたいなものがあったんですか?


3. まずはやってみようと踏み出せることが増えた

メンバーの存在かもしれません。
チームに属していると特に、自分の自信がないことをやる必要が出てくることがありますよね。例えばこのnoteのような発信も私は正直苦手なんです(笑)。

でも、気軽に声がけしてくれたり、noteに関してもメンバー同士ですぐにチェックしたり、コメントをし合っている姿を見たりしていると、まずは自分もやってみようと思えるようになって。私自信もいま記事を考え始めていて、投稿したいなと思っています。

他の活動の時でも、そういったメンバーがいるので、これまで自分ひとりではやらなかっただろうなと思えることを、まずはやってみて困ったら見てもらおうと思えるようになって、一歩が踏み出しやすいんです。


4. 安心感が持てるとことは仕事が楽しくなること

あとは、単純に安心感ができました(笑)
ひとりで悩み続けなくてよくて。何かあればみんなが声をかけてと言ってくれる。それに本当に気軽に相談や雑談ができます。

これはリモート環境になったこともあると思いますけど、プロジェクトのチームの方も、セカンドファクトリーのデザインチームも、なにか躓いたときにすぐにChatやGatherなどで相談させてくれて、悩みがすぐに解消して仕事が進んでいくから、仕事がどんどん進められる。だから仕事が楽しくなってきます。

こういった相談や雑談が気軽にすぐにさせてもらえることはほんとうに感謝です。でもリモート環境だと特に、こういったコミュニケーションのとり方ができることは、チームで仕事をする上ではとても大事なことだと思います。


変わらないこと

− 逆に変わらなかったことってありますか?

「人とやることが楽しい」

プロジェクトが中心になるとどうしてもプロジェクトの関係者やチームのメンバーに関係が偏りがちになりますよね。

でもセカンドファクトリーだと、普段は別々のプロジェクトのメンバーと同じワークを一緒にやることもあるし、他のグループと自社プロダクトのワークなどもある。あとは会社としてもは全員で振り返りのイベントがあったり。

プロジェクト以外でのワークを通して色々な人に触れられる機会が多いと思います。

私は基本的に人と仕事をすることが楽しいです。これが変わらないことですね。誰かと協力したり、誰かの立場になって、そこで誰かに貢献して、何かを成し遂げていくのが楽しいです。

だから色んな方とワークできる機会に恵まれている今の環境がとても気に入っています。

へりさんはいつも明るくて楽しい雰囲気をチームに与えてくれます

セカンドファクトリーでは仲間を探しています!
一緒に新規事業開発やプロダクト開発の現場で、クライアントと一つチームのメンバーとして「考えると作るをともに」、また自分たちの生き方や働き方を模索する、仲間を探しています!

まずはお互いの自己紹介など、簡単なミートアップも常時行なっていますので、お気軽にお問い合わせください!


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