ロック界の王者QUEENS OF THE STONE AGEを観た!
今回は新年初ライブとなったQUEENS OF THE STONE AGEによる約6年ぶりの来日公演にいったレポです!
前回のライブ(今は亡きSTUDIO COAST 涙)で初めて彼らを観ましたが、その圧倒的な音圧にすごく感動したのを覚えています。大傑作「Villans」のリリース直後というのもあり、ダンサンブルな空気感が印象的でした。
今回はそんな前作の良さを引き継ぎながらも、より原点回帰とも呼べる重厚でグルーヴ感溢れるサウンドとなった最新作「In Times New Roman...」を引っ提げてのライブ。欧米ではフェスのトリを飾るバンドがシティホールで観れるという、最高の贅沢です。
デビュー作の1曲目であるRegular Johnで幕が上がると、早くも大ヒットナンバーNo One Knowsを披露。2曲目にしてフロアの熱気が最大限に上昇。ダイナミックかつキャッチーなギターリフがたまりません。音源より際立つ荒々しさが最高。
そして次はジョンの艷やかなボーカルが特に光るSmooth Sailing。名盤「...Like Clockwork」でも特に好きなナンバーです。
ここからObscenery、Time & Place、Carnavoyeurと新譜からお披露目。冒頭でも述べた重厚で艷やかな原点回帰のサウンドが素晴らしかった!
続いて中盤のハイライトとなったThe Way You Used to Do。ドラムのハプニングがありましたが、そのお陰で至高のイントロが2回も聴けました。この曲は彼らの中でも特に好きです。
再び新譜からEmotion Sickness、初期曲The Lost Art of Keeping a Secretなどダイナミズム溢れる楽曲を経て、ファンキーでメランコリックなリズムが気持ちいいMake It Wit Chu。オーディエンスも共に歌い、多幸感溢れる時間に。ジョシュの笑顔がとても印象的でした。
そして本編の締めはLittle Sister。説明不要の神ナンバーです。
アンコールでは歪で荒々しいギターが特徴のSick, Sick, Sick、アップテンポでジョン・セオドアのドラムが特に映えるGo With the Flow、強靭な音の洪水に飲み込まれるA Song for the Deadという、最強の三連撃で終幕。鳥肌が止まりませんでした。
ストーナーロックの枠に収まりきらない強靭なサウンドを骨の髄まで味わえた本公演。楽曲の良さはもちろん、メンバー1人1人の圧倒的なスキルに震えた至極のロック・エクスペリエンス。(特にジョン・セオドアのドラムがやばすぎた。)
昨年ジョシュが癌を公表する心配なニュースもありましたが、これからも最強のロックバンドとして君臨してほしいです。
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