FSC認証制度について

森を守るマーク 森林認証制度FSC®について |WWFジャパン

森林を守る方法として、FSC認証マークがついているものや、RSPO認証マークがついているものを購入したら良い、ということを前々回くらいにnoteに書きました。

以降、購入時にはFSC認証マーク・RSPO認証マークを気にしてものを購入するようになりましたが、やはり大きく普及しているものでもなさそうです。
例えば、カップラーメンを購入する際に見てみると、FSC認証マークがついているものはほとんどありません。
見つけたのは、日清のカップヌードル。その中でも常駐系?の普通のやつやシーフード、トマトチリ味はFSC認証マークがついてました。
でも、カップヌードルでも期間限定系?っぽいのは、FSC認証マーク無しでした。
残念と思う一方、最も売り上げに貢献しているであろう、カップヌードルにFSC認証マークがついていることはうれしく思いました。
初公開!「カップ麺」売れ筋トップ100商品 全国王者はあの定番、東西で嗜好の違いも | 企業ランキング | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
ほかの商品にも展開して頂きたいとも思いますが、やはりサプライチェーンを考えるとコストが高くなるのでしょうか。

文房具や紙類も、あまり見当たりませんでした。
学校や会社のコピー用紙も、FSC認証や再生紙ではありません。
文房具のノート類も意外となかったです。
ノートの王様?と個人的に思っているコクヨも、一部の紙は再生紙やFSC認証を扱っているようですが、商品1つのすべての紙にこれらを使用しているものは無さそうです。
コクヨのマテリアリティ|サステナビリティ|コクヨ (kokuyo.co.jp)
環境意識は高そうにも思うのですが、文房具の品質にこだわる日本人気質が、再生紙などの使用に気後れをさせているのでしょうか。それとも、コスト問題でしょうか。
少し残念に思ってしまいました。


私も正直、会社で働いているので、企業側が環境への配慮に大きなリソースを割くことが難しい気持ちもよくわかります。
日頃の企業活動をしていると、目の前の人(一緒に働く人たちや売り上げ目標など)が一番の優先順位になってきてしまいます。また、昨今の世間情勢を踏まえると、BtoC企業が全く環境配慮を意識しない、というスタンスを取るわけにもいかないので、「何かはやっているし、頭では分かっている」という状態なのかなとも想像します。
(もちろん、環境問題にまったく本当に興味ない人もいるのもわかってはいるのですが・・・)

そうなると、もっとも円滑に世の中を動かすのは消費者の選択や、消費者の声になってくるのかなと思います。
世間一般の人の消費行動を変えることは難しいのですが、少しずつ声をあげていくことや、企業に直接訴えることなどを通して、現状を変えていけたらと思いました。

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