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白血病 造血幹細胞移植とCar-t cell therapy②

治療開始 骨髄生検

英語もあまりできない、病院のシステムも違う不安だらけの中、入院生活がスタートした。
まずは、白血病の種類やどの位進行しているのか調べるために骨髄検査(骨髄生検)がおこなわれた。とにかく痛いと言う事は聞いたことがあって、ドキドキ感が半端なかった😨
普通に入院してるベット上で体を横にして、脚を曲げて胸の前まで引き寄せて背骨が丸くなる状態で施術は行われた。簡単に説明するとお腹の中にいる赤ちゃんの様な格好。服装も自由😆。そしてGreen whistleとオーストラリアでは呼ばれている麻酔薬の仲間と思われる乾燥した葉っぱが入った笛みたいなものを自分で吸う練習を数回した。ヒューヒューと音がなるくらい吸い込んで深い呼吸をする。味は意外と甘くて美味しかった🤤

Green whistle(緑の笛)

次に局所麻酔💉を仙骨の左側あたりに2回チクッと刺される😵😵🥴さっきから吸ってる緑の笛は何なの?めっちゃ痛いじゃんっ🤪と思いながら浸すら緊張状態が続く。そして、いよいよ骨髄穿刺😒顔が反対側を向いているので見れないが、注射針で刺してる感覚はあった。痛いかと質問され、麻酔がきいているかの確認をしながら骨髄液を採取💉、その後、手で腰を圧迫しながら手動でネジを埋め込まれているような、手動ドリルされているような感覚で骨らしき物を採取。これは結構痛いが我慢できる痛みでした。何しろこんな事されると思ってなかったから、えー何なに??😮いつ終わるの?もっと痛いやつくるの?と思っていたら、「You did very well!」と言われGreen whistleから20分くらいで終了した。その後は仰向けで足を伸ばして寝て腰を圧迫して止血する。20分後に血圧や熱、酸素濃度測って、止血の状態を診て大丈夫そうなら歩いてもオッケー👌あー、良かった痛いの終わった😌😌しかし、それは始まりに過ぎず治療はドンドン過酷になって行った🙀🙀🙀

子供達は義妹の所で任天堂がプレーできて私の事は然程気にしていなくて😒良かった反面、旦那は仕事は休暇をとり、慣れない子育てと家事、そして私の病気の事でのストレスで可哀想だった。
病気したら家族にこんなにも迷惑かけるんだと心が痛んで、検査の結果がでるまではどれだけ生きれるかもわからず不安で毎日泣いていた。

哀愁漂う後ろ姿 7B病棟
picc line

※picc  line

白血病患者は毎日血液検査、点滴をする為、picc  lineは必須です。特に白血病患者は採血するのが難しいらしく、採血失敗も普通に多いです。これを入れるまでは採血の度に腕に針💉を刺され、cannulaを挿入しても白血病患者は採血が難しい場合もあり、結局腕で採血💉、毎回痛いし、採血で腕はアザだらけになります。そこで、このpicc lineを入れると、見た目はグロテスク🤢🤢ですが、入れた後は痛みもなく快適に採血、点滴できます。シャワーもオッケー👌(濡れないようにプラスティックでカバーしてから)濡れても一応大丈夫ですが衛生上菌が入らないために気をつけます。週1でナースが先についている部分を交換したり、消毒して保護シートも新しくして綺麗に保ちます。
治療が終わり必要なくなったらナースが手で引っ張り抜いて😱😱あっさり除去できます。傷も目立ちません。
こんなにも優秀で見た目は怖いもの考えた人、本当に感謝です。

続く。

次回は腰椎穿刺からのアクシデントについて書かせていただきます。



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