私は、「なんとなく絵を描いて暮らせたらな。」と思っていて、会社員をしながら、細々とイラストを描いていた。 展示などに行くと、おしゃれなイラストや、色彩に優れた絵が並んでいる。そういうのを観ては、「いいなぁ。こんなふうに描けたらなぁ』などと思っていた。しかし妻から 「あんたは猫だけ描いてたらいいのよ」 とアドバイスをいただき、落書きとしか思っていなかった現在の猫イラストを今に至るまで描いている。 「ねんねこねた帳」とは、そんな私が年に一度製作する「元気のでるカレンダー」
ぴっちゃん メス雑種 当時大学生だった姉が拾ってきた。 公園に段ボールに捨て猫が5匹くらい入っていて、1匹ずつもらわれていき 最後にのこった1匹を姉が拾ってきた ということだ。 母に、見せるものがあると言われて工場に行くと、 母の手のひらの中に小さな猫がいた。 それまで、ペット厳禁だった我が家に突然猫がやってきた。 名前はすでに母が決めていて「ぴっこ」だった。 当時母が好きだった映画俳優ブラッド・ピットからとったとのこと。 ぴっちゃんと呼んで可愛がられた。 コーヒー
小さい頃から、落書きばかりしていて、身近なものをネタにして描いていた。 中学生の時、突然我が家に猫がやってきて、家族の中に新しい住人が増えた。 自然と落書きのネタは猫になり、猫ばかり描くようになった。 丸っこくてのんびりしていて、なんか自由な猫に憧れもあった。 高校でも大学でもバイト先でも、 何かと落書きで人とコミュニケーションをとったり、 何か頼まれると猫を描いたりして 「絵=猫を描く奴」というキャラだったかもしれない。 26歳の時、職場の先輩の勧めでアートイベントに出