これからの時代を変えるD2Cとは?
最近話題になっているD2C(ディーツーシー)をご存知でしょうか。
ビジネスの世界ではB2BやB2Cなどの言葉が主流になって今まで使われてきましたが、今一番注目を浴びているのがD2Cです。
まず、D2Cとはなんなのか?ということでウィキペディアの定義をみますと、このように書いてあります。
D2C(Direct to Consumer)は、メーカーが自社で企画・製造した商品を、自社のECサイトを用いて直接消費者に販売する仕組みのこと。直接販売のひとつ。
簡単にいうと、今までのAmazonや楽天市場など、プラットフォームありきの前提でそちらを活用して商品を販売することの逆のアプローチで、メーカーや自分の会社(個人)が自分のお店を持って、そこで直接EC販売をすることです。
他のものに頼らず、自社でやることって難しいという認識があるかも知れませんが、今ではその敷居が下がっていて、D2Cを活用する動きが広まってきています。
D2Cの大きな特徴は、
・EC中心で実店舗は展示スペース扱いが多い
・在庫リスクを抑えてブランド力をあげるために必要以上のアイテムをランナップしない
・SNSを活用して商品や販促活動に繋げられる
といった特徴があるため、今までの販売・事業形態とは違うのがD2Cとなります。
また、D2C活用で成長をしている企業ですと、
・メガネブランドのWarby Parker
・マットレス販売のCasper
などは有名です。
この潮流は海外だけでなく、日本国内でも増えてきてます。
こう見てみると一度は使ったことがあるメーカーもあるのではないでしょうか?
今までは企業と消費者の間に何層もの介在があり、商品を売るのに大きなマージンがかかっていたことが多かったかと思いますが、D2Cは直接消費者にストーリー・世界観を伝えて販売ができるため、
・確保した利益から次の商品開発に活用できる
・ストーリーを伝えられる&消費者の声を集められる
・EC中心なのででデータ活用がしやすい
ることも可能になってきます。今の時代に合った、売る側も買う側も納得できるメリットがありますよね!
なので、個人的にはもっと普及、活用してくださる人が是非増えていって欲しいと思っていますし、何かお悩みごとや相談、ご意見などありましたら是非コメントやメール、お待ちしております。
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