焼肉でのオススメ焼き加減vol.1(牛のカルビ編)
はじめに
焼肉は、気軽に行けて、自分好みの焼き具合で食べられるのが魅力の一つです。
ですが、最高品質のお肉が自慢の焼肉屋さんでも、焼き方によってはその味を損なってしまうことも…。
逆に、比較的リーズナブルなお肉でも焼き方次第でうま味を最大限に引き出すこともできます。
また、部位によっても、しっかり焼いた方がうま味がアップする場合や、
火を入れすぎると味が落ちてしまうなど、それぞれ向き不向きがあります。
つまり、お肉をより美味しく食べるためには、
焼き方が重要なポイントの1つ
となるのです。
初めに知っておきたいこと
火加減について
焼肉を美味しく焼く為には、焼き台の火の強弱を見極めることが重要です!
ガスロースターの場合、ポイントとなるのは火の出ている箇所です。
写真のような丸のガスロースターの場合は、中心部から火が出ているので、その真上にあたる箇所が強火、少し離れた所が中火、両サイドが弱火です。
七輪での炭火焼きの場合も、やはり中心部が最も高温なことが多く、その周囲が中火、一番外側が弱火という形です。
ただし、炭火の場合は、炭の位置でも変わるため、手をかざしてどこが一番熱いポイントかを見極めると、焼き加減調整の役に立ちます。
この強火、中火、弱火の位置をしっかり認識し使い分けることが、美味しい焼肉への第一歩です。
カルビの種類別の焼き方
「カルビ」のメニュー名において、「並カルビ」「上カルビ」「特上カルビ」などという、ランク分けがされています。
ランク分けについては明確な定義はなく、あくまでもお店それぞれの基準で決められたものになります。
なので、使用する部位やカットも千差万別です。
一般的には、並カルビより上カルビのほうがサシの割合が多く、
特上カルビになると、さらに上質な霜降り肉を使っているケースが多いです。
このサシの割合で、オススメの焼き方が変わってくるので、
今回は、並カルビ、上カルビの焼き方をご紹介していきます!
並カルビのおすすめ焼き加減
①肉の端をトングで掴み「中火エリア」にそっと置きます。
②肉の表面に水分が浮き出てくるまで少し待ちます。
※肉がじんわりと汗をかいてきたら裏返しのサインです。
③トングで肉の端を持ってチラ見し、焼き色の変化を確認。
肉の色が薄茶色に変わっていれば裏返しましょう。
④裏返した面は「中火エリア」に置き、焼き色を付けていきます。
⑤裏面は軽く焼く程度でOK。
先ほどと同様に肉の端をトングで掴んでめくり、チラ見します。
⑥肉の色が薄茶色に変わっていれば完成です!
上カルビのおすすめ焼き加減
①肉の端をトングで掴み、鉄板の「強火エリア」にそっと置きます。
②肉の表面に水分が浮き出てくるまで少し待ちます。
③トングで肉の端を持ってチラ見し、焼き色の変化を確認。
肉の色が薄茶色に変わっていれば裏返しましょう。
④裏返した面は「中火エリア」に置き、焼き色を付けていきます。
⑤裏面は軽く焼く程度でOK。
先ほどと同様に肉の端をトングで掴んでめくりチラ見します。
⑥肉の色が薄茶色に変わっていれば完成です!
※上カルビはお店によって出てくる部位が違いますが、基本的に、
焼き過ぎに注意!!
しっかりと脂を落としながらカリッと焼き上げましょう。
特上カルビは?
特上カルビは、上カルビよりもさらにサッと焼き上げることがポイント。
火を通しすぎないレアな仕上がりを目指して焼き上げると、より美味しく仕上がります。
まとめ
美味しいお肉の焼き方をマスターして、焼肉を2倍・3倍楽しみましょう!
(1)カルビの並・上・特上に明確な定義はなくお店ごとに決められたものになります。
(2)サシが多くなるほど、焼き加減はレア気味がオススメです。
霜降り具合、厚さ、大きさ、といった肉の状態を見極め、塩とタレで
最適な焼き方を選んでチャレンジしてみてください。
※あくまでオススメです!
焼肉は、色々と自由に加減できるのが魅力!
参考程度にして頂けると幸いです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?