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好きだった人が忘れられない話①
お久しぶりです、nachiです。
好きな人のことが忘れられないなんて、未練たらたらじゃないか!
なんて思われるかもしれません(笑)
恋は盲目とはよく言ったもので、好きだと気付くとその人のことばかり考えてしまいますよね。
でも、別れてもふとしたときにその人のことばかり考えてしまうんです。
未練があるわけじゃないけど、確かに好きだったな、という懐かしさ。
それは夢に出てきたり、共通の友人と会ったときにその話題になったり。
今では会うこともなく、この先も友人として会わないだろうけど「好きだったな」なんて思い出すことができるのは幸せだと感じるようになりました。
今になってデミロマンティックだと自認していても、恋多き年ごろでした。
恋に恋していたときもあったので、正確には恋じゃなかった、と思われるものは除いておきます(笑)
恋愛話やどろどろした感情が苦手な方はバックしてください。
恋愛感情を知りたかった中学生のころの話
実は、中学生のとき、3年間一緒のクラスのとある女の子のことが好きでした。
そのことに気づいたのは最近になってからなんですが。
この女の子の名前をMちゃんとします。
その子とは仲良く平和に過ごしていたのですが、3年生のクラス替え時、私の友人と共通の友人Yくんが登場。
YくんがMちゃんのことを好きだという相談を受け、MちゃんもなんとなくYくんと仲良くなっていく(友達として)。
しかし、謎の焦りを感じた私はMちゃんをとられると思ってしまったのか。
Yくんにまだ勝機がないだろうというタイミングで告白のアドバイスをしました。
予想通りYくんはMちゃんに玉砕。
そこで終わればよかったんです。
でも私、Mちゃんが誰の物にもならなかったことに安心しました(この時、私はまだMちゃんへの恋心を自覚していません)。
そして、あろうことか、YくんがMちゃんに向ける感情をうらやましいと思ってしまったのです…。
あの感情が自分に向いたら幸せになれるのかな。
恋愛未経験、恋に恋していたお年頃、恋愛感情なんてわかっていないけど、ただの好奇心で傷心のYくんに自分に告白するように仕向けました。
恋愛わからないけどとりあえず付き合った話
付き合い始めた時は別に恋愛的に好きじゃなかったけど…。
友人としての関係はばっちり築いていたし、Yくんはたぶん恋愛感情を持ってくれていたので恋人同士になりました。
少しの気恥ずかしさと初めて恋人ができた嬉しさ。
それだけでだんだんYくんのことが好きになった気がしていました。
たぶん好きだったとは思います。
Yくん、結構人気がありました。
だから小学生のときにも恋人がいて、中学生の自分からしたらすでに恋愛上級者。
Yくんは自分より恋愛偏差値が高いから、恋愛に関するノウハウがあると思い込んでいたんですよね。
だから、手をつないだりキスをしたり、少しエッチなことをしたり。
そういうのに違和感を感じながらもなんとなく好きならするよね、みたいな感じで進んでいきました。
でも、アセクシャルの私(最近分かったことですが)。
どうしてもキスより先のことを拒絶したくなってしまって…。
でも好きなのにできないなんておかしくない?普通じゃないよ?
なんて思われたくないからやんわりと距離を置くようになりました。
付き合ってる人が怖くなった話
まあ理由も言わずやんわり距離置いたら普通不安ですよね(笑)
それでも教室で他の人と話すようにしたり家に帰ってからの電話やメールを避けたりしていたら余計に向こうも不安になるわけで。
私は付き合ってるのにそういう気持ちにならない自分が普通じゃないことに不安ばっかりで。
Yくん、とうとう、家にまで来ました。
彼の家から私の家までは6キロほどあったのですが、それも気にせず歩いてやってきたのです。
親が不在だったからよかったけど、何回もピンポンされるのは結構堪えました。
電話もダメ、メールもダメ、教室であった時も話を聞いてもらえない。
きっと最後の砦だったんだろうなと思います。
それでも私は対話のための手段を、性行為というキスのその先を強行するものに思えてしまって。
どうしても無理になってしまったんです。好きだからするのは当たり前だと思っていたのに。本当に好きじゃなかったのかなって。
だから本人にも言ってしまいました。本当は好きじゃないんだって。
そこからすっかりYくんとは疎遠になってしまいました。
ある意味では忘れられないYくんの話は、今でも連絡の絶えないMちゃんと「電話とかインターホンとかちょっと異常で怖かったよね」なんて言って話すことがあります。
本当に怖かった理由はYくんにもMちゃんにも言えませんでしたが。
好きじゃないんじゃなくて怖かったんだって言えたら何かが違ったのかなと思い出します。
付き合い始めも間違っていたけど、そういう気持ちにならなかったけど、確かに好きでした。
好きだったのになぁというほろ苦い思い出を私の中だけにしまってあります。
高校で好きになった人の話はまた次回🙌
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