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なにが自分を救うのか

自分を救うもの。

悲しみの隣人。

何度も繰り返し押し寄せては返す波。
砂浜と水の泡。渚。

いつの間にか
悲しみと知り合いになり、
夜、または明け方に
そっと迎え入れる。

幾重にも連なり
乾く暇もなく
涙に濡れて
心が割れ、
そして気付かぬうち
自分がそうとも知らぬうちに
乾き果て 乾き果て..

悲しみの隣人。
その自分を知るもの。

迎え入れたときに
心強い、愛すべき隣人になる

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