家族1

昨日の続きを書いていこうと思います。

うちは4人家族でした。
3歳下に弟がいます。
過去形なのは縁を母親と切っているのと親が離婚済だからです。

私は母親に甘えるという行為をしてきませんでした。
物心ついたころには弟がいて弟中心の生活。
土曜日や日曜日は年下の従兄弟と生活していました。
祖母の家に預けられていた為です。
私はお世話要員。
MAXで弟と5人の従兄弟の面倒をみていました。
母親はお姉ちゃんだから当たり前と下の子のお世話をさせていました。

弟中心の生活というのは、弟の習い事中心に動いていたということです。
私は習い事はスイミングを小学校4年生まで。
弟はスポーツ3つと塾。

私は塾には行かせてもらえませんでしたが弟は男の子だからと通っていました。
運動神経も良かったのでスポーツも習っていました。

いいなぁ。
これに尽きます。

私は習い事はなく勉強を1人でする生活。
イジメにもあっていたのでコツコツ勉強することだけが生きがいでした。

しかしそれは私にとっては日常でした。

冬に学校を終え帰宅するとミルクココアをいれてくれたのは今でも覚えています。
それだけで嬉しかった。
宿題しなさいね。と飲み終わったら言われるのですが飲んでいる間は話を聞いてくれました。
その時の幸せというのは言葉で言い表せません。
私のことを見てくれている。
それだけで幸せでした。
弟が居ると弟ばっかり話していたので弟が遊びに行っている時や習い事に行っている時の楽しみでした。

弟は勉強が出来なくても運動が出来るので怒られることはなかったです。
いいなぁ。
これもいいなぁに尽きます。
正座しなくてもいいんです。
反省の色のない弟には私は呆れていました。

そんな小学校時代。
地獄の6年が待っているとは思いもよらないのです。
下の子の面倒をみてても褒めて貰えなくてもあのココアがあるだけで幸せでした。

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