偽りの報酬
昨日、大雨にもかかわらず、本読みのお手伝いに四人の俳優が我が家へ訪れてくれた。2時間ほど取り組んで多くの気づきに恵まれた。感謝。後半の2時間は主に世間話しに時間は費やされた。お話しに耳を傾けながら感じた事は。彼らのLAでの生活において最も欠かせない事はモティベーションの質とその維持だった(そんな話題は一切でていませんでしたが)。質の高いモティベーションとそうでないモティベーションとでは、その人の時間の過ごし方に大きな影響を与えるのは当然である。異国での生活は夢を追いかける以前に、生きる事それ自体に大変な事が多い。しかし文化的に干渉がない分、幾らでも自分に言い訳ができるし、自分をごまかせる、流れるままに暮らす事だってできる。これはGood or Badという視点ではなく、この国で生きている目的が骨子となっている事を考えれば、モティベーションの質の高さが現状全てを示唆している。但し、既に失われてしまったモティベーションを、まだ有るかの様に偽って生きる事が許されるほど、この国は優しくない。
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