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はらきり、はいまもやってる?

パトロンだって広告リスクあるって知ってるハズ!

同種の広告で成田祐輔さんが、降板中止とニュース報道(ニュースに値?)されたことがあったので、今回のなにが原因か、比較するのも面白いだろうと、フォーカスしました。

対象が個人とスポンサー大企業サッポロですが、前のは確かキリンでしたから、ケースは同じでも、また競争し烈な飲料メーカーというのも納得です。

ただ、その言い分ですが、その内容の質は違うようですが、タラレバ、転嫁論、正当化など、大組織の逃げ口上が随所に散見しているようです。もっとも担当者原稿ですから、上司、取締役、さらに世間社会に与える影響など、企業責任は免れないので、ことさら「正当化」は社内で強いられたことは類推されるでしょう。

似たような話の一例題の記事

「1日にRIEHATA氏のCM起用が明らかになった後、一部ネットユーザーが『未成年時に飲酒をしていたのではないか?』、
との疑惑をSNSに書き込んだんです。彼女が過去に公開していたブログの中で、未成年飲酒したことを示す画像や文章をアップしていたとか。当該ブログは昨年秋の時点で閲覧できなくなっていますが、ブログのスクリーンショットを保存していたネットユーザーが証拠として複数枚投稿したんです」(芸能ライター) 
すると、RIEHATA氏のCM出演に疑問を抱いたX(旧Twitter)ユーザーたちが、サッポロビールの公式アカウントに「未成年飲酒のことをご存知の上でCMに起用したのでしょうか?」「未成年飲酒疑惑がある方をCMに使うんですか?」とリプライ。

こうした問い合わせを目にしたのか、サッポロ側は2日午後4時台に「黒ラベルの広告へ新たに起用したタレントについて、様々なご意見を頂戴しております。飲酒に関するご意見を踏まえ本人への確認を行いましたが事実とは異なる旨の回答をいただきました。当社といたしましては、総合的に判断し、現在予定している広告展開を見送ることといたしました」と、発表するに至った。サイゾーウーマン 部分引用

https://www.cyzowoman.com/2024/05/post_474393_1.html


それを読む限りでは、「未成年飲酒のことをご存知の上」と投稿記事ありますが、現場確認もない軽犯罪を敢えて出すのは、妥当とは思えず、云いがかりとしか思えない。それをことさら過敏反応するメーカーもおかしいし、そこに正義だとか倫理だとか、入れるともっと難しくなってしまう。

キリンの成田さんの場合、本人はに何も答えず(というより、あまりに低俗議題にかかわる時間はない、筆者類推)というので、それに対応したスポンサーキリンの謝罪(誰に謝るのか不明だったし逆に言論封じ、として逆提訴の恐れもあった)、その後の成田さんのYouTube番組をみれば、一目瞭然で、本人瑕疵などなかったことは理解されるでしよう。

そうした事例は随所に在って、いわゆる日本の組織論「みんなで渡ってしまえば軽犯罪も怖くない」的なロジックが、この社会には蔓延しているようです。結論的に大勢だとできるが一人だとなにも出来ない体質。

今朝も、これを書く前にYouTubeをみてまわりましたが、今どき「小保方晴子」氏の記事あったので読んでみました。新しい記事だったので、そこにコメントしたのが、これです。

■そんなの早く忘れろ、という意見もありますが、場合によっては蒸し返して本質を暴露しなくてはいけないこともある。ただ個人名を晒すことではなく、加担した組織、理研とかNHK、またテレビ報道など中身を精査しないで、表層しか取材しないそれらが問題で、これは日本人的体質のひとつです。社会も、それで満足するというのは一蓮托生ですから、それを変えないことにはまた同じことが繰り返される。
【武田邦彦】小保方晴子さんが取り返しのつかない事になった一部を表示

という話しです。ではなぜそうした企業の類型倫理観が発達したかと云えば、やはり江戸時代の徳川鎖国政権が大きく関わっていたとおもいます。なぜかと云ったら、映画時代劇の名作とくに藤沢周平など、藩とサムライの主従関係上の切腹は、民主政治では、とても考えられない制度でした。

そして映画「切腹」では、そのことを顕著に語った筋でした。 ■映画「切腹」
『切腹』は、1962年9月16日公開の日本映画。配給は松竹。滝口康彦の小説『異聞浪人記』を元に橋本忍が脚本、小林正樹が演出・監督した作品である。公開時の惹句は、「豪剣うなる八相くずし! 嵐よぶ三つの決闘!」である。昭和37年度芸術祭参加作品。社会派映画を監督してきた小林正樹が、初めて演出した時代劇映画である。 ウィキペディア

詳しくは書きませんが、切腹するのに、他の藩の一間を借りて切腹するのですが、それが凄惨な死に方、という名作でした。

現代でも、おそらくそれは姿かたちを変えて官(理研小保方)といわず民(キリン サッポロ)といわず、今でも水面下で横行している「せっぷく」スタイルであると想像豊かに描いてみたのです。

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他人のせいにするのは お門違い
ビールCM降板のダンサー、炎上謝罪の次は無許可投稿 “鋼のメンタル”
週刊女性PRIME / 2024年5月9日 16時30分 画像 x com

SNSの発達によって、テレビで活躍するようなタレントでなくとも多くのファン(フォロワー)を獲得できるように。いわゆる一般的な知名度はなくても人気者になれる時代。そんな女性が大企業のCM出演、それによって炎上、からの放送中止、さらなる炎上を招くという事態に。

未成年飲酒を自身のブログに投稿

 その“顧客”は、King & Prince、KAT-TUN、EXILE、BTSなどなど、今をときめく第一線級のアーティストたち。振付師としても活動する女性ダンサーのRIEHATA(リエハタ)だ。

「RIEHATAさんは中学卒業後に渡米。YouTubeやSNSなどで注目を集め、レディー・ガガの来日時にバックダンサーとして出演するなど国内外で活躍しているダンサーです。インスタグラムのフォロワー数は約70万人。ダンサーとしてだけでなく、振付師として多くの有名アーティストを担当。そんな活躍もあって、サッポロビールのCMに出演するに至ったのですが……」(芸能プロ関係者)

 CMはサッポロビールの主力商品『サッポロ生ビール黒ラベル』。CMのコンセプトは《独自の強みである「生のうまさ」に加えて「自分なりの価値観を持った大人同士が飲むビールである」という価値を訴求する》というもの(サッポロビール公式サイトより引用)。

「CMは'10年よりスタートしている人気シリーズで、妻夫木聡さんが一貫して出演。妻夫木さんが各界で活躍する方に、“大人”について話を聞くという内容です。これまで十八代目中村勘三郎さん、北野武さん、宮藤官九郎さん、奥田民生さん、中田英寿さんなどの著名人が出演しています」(広告代理店社員)

 そんな錚々たる面々にこのたび名を連ねたのがRIEHATAだった。しかし……。「RIEHATAさんは未成年時に自身のブログで飲酒している旨を投稿していた。飲酒どころか二日酔いなども。これはCM出演前から一部で批判の声が上がっていたのですが、今回は超有名商品のCMに出演、しかもその商品がお酒とあって批判の声が一気に広まりました」(前出・広告代理店社員)

 批判の声を受けて、放送開始から程なくしてサッポロビールは声明を発表した。

《黒ラベルの広告へ新たに起用したタレントについて、様々なご意見を頂戴しております。飲酒に関するご意見を踏まえ本人への確認を行いましたが事実とは異なる旨の回答をいただきました。当社といたしましては、総合的に判断し、現在予定している広告展開を見送ることといたしました》

 そしてまた張本人であるRIEHATAも“お気持ち”を表明。

「RIEHATAさんの投稿があまりに火に油を注ぐもので。《CMが見送りになった原因として、私の昔の日記を掘り出した方がいて》と責任転嫁しているとしか思えない表現で弁明。加えて文章の最後に批判の声に対し、《他人の日々ばかり気にしてヘイトする人生もったいないです》と結んでいます」(前出・広告代理店社員)
 この“謝罪文”によって、炎はさらに燃え広がった(以下《》はSNSより引用)。

《自分が悪いじゃなく掘り起こした方が悪いって言いたいのね》
《他人のせいにするのは、お門違い》
《自分は悪くない ブログ探した奴が悪いアピール…》

《ネットで叩き合ってるんじゃなくて大勢の人が未成年飲酒の事実を指摘してるんだよ》
《ヘイトと書いてありますがお酒を取り扱う企業がCMに未成年飲酒の疑惑がある方を採用するのは未成年飲酒を助長しかねないので私たち大人が指摘し、改善を促すのは当たり前の事》

否定的なコメントはすぐに削除

 問題は文章だけではなかった。

「放送中止となったCMに入っていたテロップの『丸くなるな』という部分、また自身がCMで話していた『良いことだけ起こってたら、味が出るダンス、たぶん出来ない』という部分を切り抜いて投稿していました。まるで悪いのは自分ではなく、それを認めない社会であると言いたいかのような抵抗っぷり。

 そもそも自身による過去の行いが原因でお蔵入りになったCMを、自身のSNSに投稿しているわけです。サッポロビール側がこのCMの動画や写真のSNS投稿を認めるわけはないので、無許可での投稿のはず。ここまで悪びれないと鋼のメンタルとしか言いようがないというか……」(前出・広告代理店社員)

 インスタグラムの文章もCMがお蔵入りになったことについて迷惑をかけたということについてのみ、《最幸の作品を世に届けられなかった》と謝罪している。

「未成年飲酒について弁明や謝罪はありませんでした」(前出・広告代理店社員)

 RIEHATAは最高という言葉を、幸せという意味を込めてか“最幸”と表現することが多い。放送中止・批判の声への反発・抵抗、彼女なりの“最抗”か。ちなみに本件についてインスタグラムに投稿された自身に否定的なコメントはすぐに削除されていた。

「SNS隆盛のこの時代。多数のフォロワーによってプラスの声は大きくなりますが、“過ち”や“失敗”はたとえ過去であっても掘り返され、マイナスの声も増幅する。一度表に出てしまったことは隠すことなど不可能。ましてや今回は“自分自身”で語っていたもの。

 このような状況になってしまったときは真摯に謝るしか方法はありませんが、考えうる最悪な選択肢を取ったと言えますね。起用したサッポロビールも被害者などではなく、ちょっと調べればわかることを知らなかったのか無視したのかわかりませんが、かなり杜撰といえますね」(ITジャーナリスト)

 中止となったCMは彼女の年齢である“33”(階)に止まる演出だった。それに合わせた妻夫木によるナレーションは「その階は世界とつながっていた」。33歳といえば、自分の発言・行動に責任を持ってしかるべき年齢。つながっていた先は燃え盛るネットという世界だった──。


敢えてコメント
これ逆炎上が狙いか、とついつい思ってしまった。もしそれがバレたら企業倫理なんてものじゃなくて致命傷だ。

なかなか成田祐輔さんのように「無夢幻殺法必殺量子切り」なんてできないんだよな凡人は。だから喋りまくって墓穴入りってことか。どちらも~


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