見出し画像

速報炎上したメディアの修羅場

女性議員のした「品行方正」という枠外の波紋は終息しない


ハチの巣を突いたような、捕食したライオン獲物の奪い合いのような、そんな形容がぴったりな騒動です。

参考画像載せますが、自らアップした、と云いますから自画自賛の丸反対じさつ自滅行為で、そしりを免れないのは明白です。

アホまる出し、とはこのことで、パリ凱旋の浮かれた気分は酌量されたとしても、耐えるか耐えないかは、充分承知しているとおもったのですが、そこはやっぱりワキが甘かったようです。
同世代の女性諸氏、はこれを教訓に・・・


Twitter

で何が結論かと云ったら、総スカンを食らった一語に尽きる醜態、を演じて野党の攻撃目標を作った、ということです。

いまのところ、それをボデーガードする反論者が見当たらないと云うことは、裏にある完全犯罪が成立しようとしている、そんなケースも想定されるでしよう。

Twitter抜粋【私はフランス研修の件女性局を擁護します】 #女性局は何も悪いことしてませんむしろ良い 国民の皆様の声として、文句や不満を言うのは言論の自由ですので、肯定されるべきですが、 政治家の原資は税金だから “アレもダメこれもダメ”こんな声が多くなればなるほど SNSでの発信もなくなり、 政治家ってだからめんどくさいから嫌なんだよ。と、優秀な人材が集まらず。
齊藤健一郎氏が助っ人しました。(党内に該当者アリ)

色々批判記事が整列してますが、云うことは規格内で、重箱の四隅にある米粒一つ一つを寄せ集めて、茶碗にテンコ盛りするという手練手管は、攻撃する側としても手垢だらけで、読む読者としても目新しさはないようです。

ですからその斎藤氏発言は、燃え盛る火に、値上がりしている石油を撒いているようなもので、酷暑の折、辺りは火の海です。

多分、これが日本スタイルですから、明日15日の「終戦記念日」に当たっては此れと云った問題提起のメディア記事は期待できないでしょう。

逆鱗と顰蹙(ひんしゅく)の特価バーゲンセール期間中、ということですから、早めに並んでパスコードを取っておかないとソールドアウトします。

そうやってガラパゴス上空の天気は今日も晴天のようです。

【エッフェル姉さん】自民党女性局のフランス視察はなぜ大炎上したのか 自民党が学ばない「庶民感覚欠如」への批判感情
2023/8/12(土) 16:15配信
自民党女性局の女性議員ら38人のフランス海外研修が大きな批判を浴びた。発端は、松川るい議員がSNSに投稿した画像があまりにも観光旅行風だと指摘されたことで、特にエッフェル塔前で3人の議員が両手を挙げてエッフェル塔ポーズをした写真は大顰蹙。

松川氏はネット上で「エッフェル姉さん」と呼ばれるようになった。今回の件、いったい何がネットユーザーたちの逆鱗に触れたのか。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。

【画像】大きな注目を集めた「エッフェル塔ポーズ」写真

 今回、なぜこんなに大きな問題になったのか。もっとも大きな理由は、国民の税金を使って給料を得ている国会議員が物見遊山的な観光旅行をしていた、と捉えられたことにあるでしょう。
「血税で観光旅行」という批判に対しては、松川氏も「党費と各参加者の自腹で捻出しています」と釈明していますが、自民党には政党助成金も出ているわけですから、やっぱり回り回って税金が使われている、と考えられるわけです。

 一部報道では、実質的な仕事の時間は6時間でしかなかったことや、松川氏が娘を同行させていて、在仏日本大使館員に面倒を見させていたことなども明かされています。
 今井絵理子氏はこの「視察」の意義を「現地に行って分かることがある」的にX(Twitter)で力説していましたが、まぁ、庶民感情ではそこまで寛容になれない。というのも、もはや韓国やイスラエル、リトアニアにも年収で抜かれた衰退途上国・JAPANの無辜の民にとって、おフランス旅行なんて夢のまた夢。某旅行代理店のサイトを見ると、議員団と同じ3泊5日なら、309,800~684,800円となっています。しかもビジネスクラスやファーストクラスで行っているでしょうし、「セキュリティの問題があるから」との理由で高級ホテルに泊まったことは想像に難くない。とにかくお大尽旅行なわけです。

 円安もあり、もはや日本人にとって海外旅行というものは、少し前までのカジュアルな存在ではなく、まさに清水の舞台から降りるごときハードルの高い行為になってしまったのです。
渡航先がカンボジアやラオスだったら炎上しなかった?
 政治家の「庶民感覚欠如」には、すさまじい批判感情が巻き起こります。何度も繰り返されてきたこの事実を、自民党はなぜ学ばないのでしょうか。2012年には、総裁選に出馬した安倍晋三氏が決起の会食で3500円のカツカレーを食べて批判された。庶民感覚からすれば「カツカレー、贅沢だけど950円ぐらいですよねw」となるからです。あとは総理時代の麻生太郎氏がカップラーメンの値段を「400円ぐらい?」と言った時も批判を浴びました。当時は128円ぐらいが普通でした。

 今回の「視察」ですが、たとえば渡航先が、バングラデシュやカンボジアやラオスだったらここまで叩かれていないでしょう。何しろおフランスなわけですから、ランチで4000円とかは当たり前、ディナーはもっとするでしょう。ホテルだって雑魚寝の民宿やカプセルホテルなワケもない。こうなると、自民党に対してよからぬ感情を持っている人からすれば、絶好の叩く材料になるわけです。さらに今井絵理子氏は過去に不倫報道もあったりして、そもそもの可燃性が高い。今回の炎上騒動は見事なまでの「役満的要素」を備えていたのです。

 マイナンバーカード問題とフランス視察問題は自民党にとって逆風になることでしょう。この騒動が発覚する前は、「秋にも解散総選挙があるのでは?」とも言われていましたが、さすがにこの状況で解散に打って出たら議席は減りかねないので、延期になるのでは。

 今年1月には、岸田文雄首相がフランスに行った際、当時秘書官だった息子の翔太郎氏がプライベートな件で大使館員を利用したとも報じられ、批判されました。今回の炎上騒動は、その時とまったく同じ構図といえるでしょう。

 それにしても、松川氏を含めた3人の議員の「エッフェル塔ポーズ」。あれは史上稀に見る「人をイラつかせる写真」ですね。撮影したカメラマンの腕前にあっぱれです!

最終更新:8/12(土) 16:15マネーポストWEB

【プロフィール】 中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう):1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。最新刊は『捨て去る技術 40代からのセミリタイア』(インターナショナル新書)。


■(娘同伴が想定外としての指摘は一人分の税金浪費という意味か 当筆者)

写真(通りすがりのフランス人か あり得ない 筆者)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?