本当の定規は本当に良い
ピアノのメンテナンスで欠かせない道具。定規。
最近コクヨから発売された「本当の定規」人気で品薄みたいですね。
ふつうの定規
本当の定規
実は数年前のオンラインショップ限定発売のときから使っています。(ちょっとした自慢)
0.1mm〜0.2mmといえども、やはり目盛りの線に厚みがある以上どの位置で測るか、という問題は以前からありました。特に鍵盤の高さはシビアで、0.1mm以下の薄さの紙1枚を入れるか入れないか、と言う世界なので結構大きな問題です。
同じピアノで毎年鍵盤の高さを記録するときに、去年は線の下側で見ていて、今年は線の上側で見ていると、結構変わってしまい、「あれ?高くなった?」ということがあったりします。
もちろん自分の中で線のどこで測るのかをきちんと決めておけば一定になるんですが、なかなかね...
あまり無いケースですが、妻と分担して作業する場合も2人とも本当の定規を使っているので、ズレが発生しづらくて安心です。
最終的には多少数値を無視してもタッチ感や音を重視して揃えるので、正直目盛りの正しさがメンテナンスの出来に大きく影響するわけではないのですが、公式のインタビューにある通り「モヤモヤが解消された」ことが素晴らしい商品だと思います。
あと、地味に気に入っているポイントが、ちょっと見た目がピアノの鍵盤っぽくないですか?
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