
旅行中のピアノの管理を考える
ピアノの湿度管理は24時間必要で、冬は加湿器の水を切らさないように、夏は除湿機の水がいっぱいにならないように、なかなか大変です。
困るのは出張・旅行などで数日家を空けるとき。
除湿機はホースから排水し続けられる機種が多いのでなんとかなります。
問題は加湿器で、基本的に手動で水を補充する必要があります。タンクのサイズと部屋の乾燥具合にもよりますが、この季節は満タンにしても12時間くらいで空になります。そうすると残りの時間はずっと乾燥したまま…
これは非常に良くないです。なにか良い方法は無いか?考えてみました。
運転モードを一番弱くしておく
静音モード、ECOモードなどの弱い運転モードにしておけば、加湿力は落ちますがタンクの水は長持ちします。本来はしっかりと加湿しておきたいところですが…早めに水が切れて湿度がガクッと下がるよりは、うっすらと加湿し続けられるほうがマシです。

加湿器を2台用意する
贅沢に2台の加湿器を使うのはどうでしょう?
湿度の設定をして2台同時に運転しておけば、それぞれの水の減りは遅くなるはずですが、2倍の時間持つかどうかは怪しいです。
よりムダなく使う方法としては、2台の加湿器を準備しておいて、家を出るときには1台のみON。
2台目の運転ボタンのところにSwitchBotの遠隔で押せるスイッチを取り付けておいて、1台目の水が無くなった頃に旅行先から2台目をON。こうすれば1回タンクを満タンにしたのと同じことになります。
このためだけにもう1台加湿器を買うのはどうかなと思いますが、もし他の部屋で使っている加湿器があれば、試してみる価値はありそうです。
少しずつ水を補充するシステム
蒸発する水と同じ分量の水を補充し続けることができれば、理論上水が切れることがありません。上から給水できるタイプの加湿器で、こういったものが取り付けられればあるいは...
自作の巨大加湿器をつくる
水を張った大きめの桶などに吸水性の良いタオルを垂らしておいて、そこにサーキュレーターの風を当てると簡易的な加湿器が作れます。風を当て続けると加湿しすぎてしまう可能性がありますので、スマート家電で湿度55%以上になったらサーキュレーターOFF、50%以下になったらONになるなどのシステムを設定する必要はありそうです。
おもしろそうですが…タンクの大きな加湿器を買ったほうが早そうですね…
家族・友人に頼む
近くに頼れる方がいれば、シンプルな方法です。
家事代行サービスを利用する
基本的に家事代行は在宅中のサービスが多いようですが、不在時に頼めるオプションがある業者もあるようです。もちろん信頼できる業者であることが大前提ですが、良い業者が見つかればありかもしれません。
まとめ
現実的なところでは、すぐにできるのは家を出るときに運転モードを一番弱くしておくことでしょうか。
加湿器は大は小を兼ねるので、家を空けることが多い方は加湿器を買うときにタンクの大きめなモデルを選んでおいても良いかもしれません。
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