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ピアノのポテンシャルを引き出す方法を伝えたい

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ピアノをもっと楽しんで頂くための管理方法をご紹介しています
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2022年1月の記事一覧

メーカーを鵜呑みにしない方が良いこともある

お客さまにピアノに適した環境をお伝えするときは「湿度50%を目安にお願いします」と言っています。 実際にはもちろんピッタリである必要はなくて、45%でも、55%でも、年間を通して一定であれば問題ありません。それでも限度はあって、ずっと40%は低すぎですし、ずっと65%では高すぎます。また許容範囲内でも乱高下は良くないので、今日は45%だけど次の日は55%というのもピアノに負担がかかります。 なのでピアノにとっては湿度が「許容範囲内である」かつ「一定である」ことの2つが重要

わが家の加湿器3台つかい分け

仕事がら湿度管理には気をつかっていて、いろいろ試した結果、自宅では3台のちがうモデルの加湿器を置いています。 いちばん湿度管理が重要なピアノの部屋6畳の個室でダイニチの気化式加湿器を使っています。 ピアノの部屋の加湿器に求める条件は3つ。 ・湿度の設定ができる ・静か ・電気代が安い 24時間湿度を一定に保ちたいので、湿度の設定が数値でできることと電気代が安いことは必須条件です。あとはやっぱりピアノを弾くのに運転音がうるさいと気になってしまうので静粛性も大事。この部屋