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フランス人は10着しか服を持たない ジェニファー・L・スコット

読みました。
いいですね、私の目指す女性像みたいなものが変わりました。私は単純なのですぐ変わります。
この本を読み終わったばかりの今は、「洗練された女性」になろうと決意しています。

「洗練された」というのは、「今あるものに満足し、それを大事にする。上質なものを丁寧に使う。良いものを心から味わう」のような感じ。

まぁ、でもね、無理なんですよ。
私汚い言葉も大好きだしやんちゃな文化も魅力的だし、人生を適当に流れるように過ごしてる人だって素敵だと思う。

例えば最後の方にね、
「ネガティヴな人たちは友人リストから削除してしまおう」と書いてあった。
ねぇ〜やめてやめて、泣く泣く。私生粋のネイティブ・ネガティヴだけど、そんなに悪いもんじゃないと信じてるよ。若林先生も言ってたもん、人類が繁栄するためにはネガティヴとポジティブが共存する必要があったんだよ。

まあよくて。そんなことより、この本を読んでから具体的に変わったことがいくつかあったので、書き記しておく。

同じ服を着るのが恥ずかしくなくなった
さすがにね、10着のワードローブは無理でしたし、なんならこの本を読んでる期間にもZOZOTOWNで容赦なくポチポチしました。でも、「これイイ服なのよ」と自負する服を週に2回以上着ても良くなった。だってマダム・シックもそうしてるんだもん。それが「洗練された」ってことなら是非是非そう受け取ってくださいマインド。これで結果的に服を買う回数が減りそうで、良い服を買う勇気が増えそうです。

赤のマニキュア
フランス人は基本自爪。たまに赤のマニキュアを塗るだけ。えーー!なにそれ超かっこいいやん。早速ちふれの買いました。ドラッグストアで赤のものだけを見ていくと、ちふれが1番良い赤色だった(個人的に)。実家に母親のDiorがあって、「それ持ってっていいよ」と言われていたけど「いや、真っ赤なんて使わないよ」て返してたの、後悔。今度持って帰ろ。海に行ったとき、温泉に行ったとき、私の足の爪が真っ赤だったらきっとツレは見惚れるはずと期待してウキウキしている。お風呂に入るとき、ヨガをするとき、自分の爪を見てニヤニヤしている。これから一生足の爪には赤しか塗りません。赤しか勝たん。

映画「アメリ」観た
何度か出てくるので観ました。もっと強烈なニオイのする映画だと思ってたら、意外とふわふわしていて素敵でした。些細な「好き」と「嫌い」を集めようと思った。これも、若林先生言ってたな。ノートを広げて、ペンを持って、あなたの好きなものを書いてって。それからというもの、歩いていて「うわ〜私これ嫌いだわ」とか「あー私こういうの超好きなんだよね!」を見つけるのがすごく嬉しかった。私が私である、ていうことを感じた。そして、人のそれを受け入れられるようになる。たまにそれに愛着を感じるようになる。私のお気に入り・愛着・愛情、いい流れ。

「オシャレは引き算」の意味がわかった
気がする。自分を良く魅せられるのは、自分を知ってるからなんだ!自分のどの部分を活かせば、もっと輝くのか。周りの人をハッとさせられるのか。自分に似合うものを思いっきり身につける。なるほど、そういうことか!今後の私に期待です。

日常の些細なことに幸せを感じること。
すると、私が好きなものは何か、把握できる。
好きな人のどんなところが好きか、把握できる。
把握できたら、もっと愛を感じられる。
もっと自分を幸せにできる。
毎日は「私のお気に入り」で成り立っている。

「足るを知る」
好きな言葉ランキング上位に再浮上です。
しかし、そう”再”浮上なんですよ。
忘れてしまうのね。
人間なんで、許してくんさい。

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