【実践】シリコンモールドをインク壺として使う

承前。

今回使ったインクは、
1色目:PILOT色彩雫「竹林」
2色目:私のオリジナルインク(KA-KU大阪なんばスカイオ店で調合してもらった)

↑2色を使って書いたのが↓

泉鏡花『浮舟』

黄緑⇔真緑になっていってるの伝わるか…な…?

※上記の結論に達して現物を調達するまでの間に
ガラスペンを卒業し金属つけペン派に転向したので
今回の実例にガラスペンは使ってない。※


グラデ文のやりかた:

①モールドそれぞれに違う色のインクを入れる

今回はラメの素も両方に同じ割合で※入れた。
 ※片方だけに入れると段々ラメが薄まってしまうので。

②ペンを1色目に浸けて書き始める

必ず薄い(明るい)ほうの色を1色目に。

③インクを付け直す時に2色目を1滴、1色目に足してよく混ぜる

④インク付け直しの度に1滴ずつ2色目を1色目に混ぜていく

簡易的に「付け直しの度」「1滴」としたけど頻度や量は色の変わり方と全体の文章量(行数目途)で調整してください。
※色の変わり目を作らないよう、インクの付け直しは必ず改行時に。


Q.使ったペンは?
タチカワのスクールペン。
Q.紙長くない?
レシート用の感熱紙
Q.なんで1色目(竹林インク)が文末のほうに?
左端から書いてるから。
今回はあらかじめ本文を印刷して、
その上に感熱紙ロールを重ねて(マステでズレないように固定)して、
トレス台でトレスするってやり方で書いてます。
右利きなので左端から書けば自分の手でインクをすっちゃう事故が減る。
(わざわざ↑んな手順を踏む理由は別note↓)

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