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羊との出会い

フレーグラのお話でスタートした
渋谷タロスと私ですが、サルデーニャ料理
キーワードは
「サルデーニャ」「タロス」「フレーグラ」「羊」「マグロ」
などなど、ストーリが沢山ついてきます。

その中でも、私が一番好きな食材は「羊」
サルデーニャには人の数より羊の数が多いと聞いております。
羊には羊飼いが必要。
実は私はその「羊飼い」との関わりが深く、その羊がご縁で
こうしてタロスのシェフとして関わらせていただいております。

皆様は初めて羊を口にした時を記憶されていますか?
今ではスーパーで普通に販売されていますが、それはここ最近のはなし・・・
私は19歳の時に北海道旅行に行きジンギスカンを食べたのが「初羊」
でした。今から23年前でした・・・・
印象はタレがあるとはいえ 匂いが・・・というのが初見のイメージでした。
その後レストランにて新入社員として入り、
人生で初の賄い!!レストランの世界に踏み込んでの初めての賄い。
緊張でしたね!!今でもその時の空気感は覚えています。
そのときのメニューが・・・
「仔羊肉じゃが」
生まれてはじめて!だけど・・・・
正直・・・美味しくなかった・・・。
先輩ごめんなさい。
羊の香りがすごく、午前10時のランチ前の朝ごはんには・・・きつかったです。
これがあり、しばらく羊は苦手食材になりました。
当時はただただ臭い・・・でしたが、あれから月日が過ぎ経験を積んだ中で
この時の味について思うことがあります。
羊がくさい!ではなく、うまく個性を活かせてないのだと。
羊は臭いとかにおいがきつい!とかではなく、
美味しく調理するコツ!これ!大切です。
羊料理のコツについては 「フラミンゴの食卓〜ラムチョップ編〜」
私が熱く丁寧に説明しております。是非ご覧いただければと思います。

さてさて そんな羊に対する思いですが、世界的に羊料理というのは 沢山あります。羊の魅力にはまったのは 「羊肉じゃが」12年程経ってから、、、
出会いは「北海道白糠羊飼い酒井さんとの出会い」です。
ここが私の一つのターニングポイントになりました。

次回は羊飼いとシェフについて🐏

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