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自分の中に眠る『巨人』の力を使って、ラクに成功する

人に対して『行動量が足りない』と指摘する状況に出くわすことがあります。


「あなたに足りないのは、圧倒的な行動量です」

「徹夜でクライアントの要求に答えた経験はありますか?」

「成功するのに毎日投稿は基本です」


というような言葉が、世の中では当然のように交わされています。


頑張りが足りない
努力が足りない
根性が足りない


正面切ってそういわれてしまうと、なかなか返す言葉が見当たりません。


ですが、
私のメンターは「そのような考え方は捨てたほうがいい」
といいます。


「成功の邪魔になる」そうなのです。


世の中には、人の何倍も行動できて、それを継続できる人が存在する。若ければそれは可能かもしれない。


でも、そんなことができるのも、せいぜい35歳くらいまでで、それ以上の年齢の人が無理して頑張ったとしても、自分の健康を損なうことになりますよ。


人生100年と言われている時代に、そんな生き方を望みますか? 


といいます。


実は私は、この言葉を聞いて、投資の世界と同じだと感じました。


少し前の記事でもお伝えしましたが、投資の世界では『あの成功している投資家をトラックレコードで超えてやろう』などという考え方はとても危険です。血気に任せた行動は、命取りになりかねません。


ですが、ビジネスの世界でもそうだと聞いて、正直、混乱してしまいました。


頑張らないほどうまくいくという言葉が、何を意味するのかがわかりませんでした。


とりあえず「まぁ、そんなものなんだろう」くらいの気持ちでいました。


ですがメンターから継続して学ぶ中で、頑張らずに成功するということがどういうことかを少しずつ理解しはじめています。


複数の要素があり、それらは互いに密接に関係し合っているようです。


その中でまず、とても大切になってくるのは、私たちの『潜在意識』です。


メンターは

この世界は自分の潜在意識が映し出された鏡のようなものです。あなたの潜在意識を成功者のものに書き換えることができれば、成功は自動的にあなたのもとに引き寄せられます。


といいます。


少し前まで、潜在意識と聞くと、いかがわしくて信用の置けないものというイメージを持たれることもありましたが、


今では、

心理学、コーチング、スピリチュアル、自然科学の分野においても、量子力学と人間の意識の関与が研究されるなど、あらゆる分野で扱われるテーマになっています。


私たちの潜在意識と楽に成功することとの間に、どのような関係があるのでしょうか。


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潜在意識が持つ2つの特徴


人間が意識してコントロールすることのできない無意識の領域である潜在意識。


この領域が、精神活動の95%を占めるとされています。

感情、直感、記憶、生理機能などを担っている部分です。


梅干しを想像しただけで、つばが出たり、心臓の鼓動は自分で意識しなくてコントロールできます。これらは潜在意識の働きによるものです。


それに対して、残りの5%を顕在意識が占めています。

論理的な思考、理性、判断などを担っています。

私たちが普段、自分で認識できる意識のことです。

あなたは今、私の記事を顕在意識によって読もうと判断してくださったわけです。


そして、もう一つ潜在意識には重要な特徴があります。それは、潜在意識は変化を非常に嫌うというものです。


これは私たち人間が、長い進化の過程で獲得してきた生命維持のための必須機能である、ホメオスタシス(恒常性維持機能)が関係しています。


私たちは真夏の日差しの下、あるいは、真冬の寒風の下にいたとしても必ず一定の体温を保つ能力を備えています。


ですが、潜在意識が持つこのような働きが、私たちが変化しようとしてもなかなか行動を変えられない原因を作り出しているのです。


ここからが本題なのですが、冒頭で挙げたような


・あの人みたいに行動量を増やそう

・モチベーションを上げて頑張ろう


このようなアプローチは、あなたの顕在意識によって、理性で自分を律することで行動を変化させようする試みです。


ですが、人間の精神活動の95%は潜在意識によるものなので、5%の顕在意識でいくら「行動しよう」「頑張ろう」と考えたとしても、95%の潜在意識を変化させない限り、とてつもなく強烈な力で元の自分に引き戻されてしまう羽目になるのです。


潜在意識と顕在意識の関係は、『暴れ牛』と『それを乗りこなそうとする人間』に例えられます。


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逆にメンターは、この両者の関係をうまく活用することで、努力、根性に頼ることなく、らくに成功を実現する方法を極めていて、これが長期的に成功し続けることの秘密であると私は理解し始めています。


では、潜在意識の力を活用してらくに成功するために具体的に何が必要なのかをお話しします。


まず、はじめにあなたの潜在意識の現状を、あなた自身が認識することがとても大事になります。


あなたの無意識が今どのような状態にあるのかを知る方法。


それはあなたが普段、口にしている言葉にあります。


言葉というものはあなたの人生そのものであり、人の人生はその人の言葉によって作られているものだからです。


試しにあなたが普段、ふとした瞬間に口をついて出てくる言葉を思い出してみてください。


もしそれらの言葉に、ネガティブな言葉や人の悪口などが多く含まれていたとしたら、あなたの人生にもネガティブな現実が投影されている可能性が高いです。


人が最も影響を受けるのは、自分の言葉であると言われています。


人は一日に6万回も思考をしているそうです。頭の中で終始おしゃべりをしているんです。これをセルフトークと言ったりします。そしてこの会話の8割がネガティブで悲観的な内容であるとされます。


これは私たちの祖先が、狩猟採集を行っていた時代に獲得した『脳の警報システム』が関係しています。


私たちの祖先は、楽観的に考えるよりも、常に最悪の事態を想定し、鋭い牙をもつトラなどの獰猛な動物から自分たちの子孫の命を守る必要がありました。


現代でも私たちはその名残を受け継いでおり、そのネガティブな思考が私たちを成功から遠ざける要因になっているとも理解できます。


ですから、まず、私たちが潜在意識の力を引き出し、活用するためには、ネガティブな発言をしない。人の悪口を言わない。ということをが大切になります。


そうすることで、自分の潜在意識をネガティブな刷り込みから守るのです。


大事なことなので、もう一度繰り返します。


世界は自分の潜在意識を映し出した鏡のようなものです。


自分の言葉を変化させることで、潜在意識を成功者用のものに変化させることができれば、自動的に成功することができるんです。


次回は、言葉をより効果的に使い、潜在意識へと働きかける方法についてお伝えします。


お読みくださり、ありがとうございました。




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