誰かのために行動する学生たちがいる
✔クラウドファンディング
日本にこの制度が取り入れられ、ここ最近より一層盛んに行われているようです。
僕自身もクラウドファンディングを通して企画に支援をする活動を何度かしてきました。基本的に理念に共感したものには投資をしようと思っています。
さて、このクラウドファンディングでありますが、実は日本に正式に導入されたのは2014年の5月のときでした。(実際はこれ以前にも導入されていますが)この時の安倍内閣がクラウドファンディングに対して規制緩和の施策をとったことがきっかけで今のような世の中になったと思っています。これは資金のないアントレプレナーにとっても神様のような制度だったのではないのでしょうか。
✔被災支援のために立ち上がったクラファン
さて、話は変わりますが、2011年3月に東日本大震災が起こってから、学生発のあるプロジェクトがスタートしました。当時日本の学生だけでなく、社会も巻き込んだビッグムーブメントにもなりましたので、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
「きっかけバス47」というものです。
「時間はあるがお金のない学生」と「お金はあるが時間のない社会人」のタイアップ事業で、「社会人からお金を募り、そのお金で学生が東北にボランティアに行く」というものでした。これもクラウドファンディングを活用したものでした。(当時はアンチも多かったと聞きますが、当然といえば当然でしょうか笑)
僕も2014年の2月に「きっかけバス」にのり、滋賀県メンバーとして東北へ行きました。全国から約500万以上のお金が集まり、全47都道府県から東北にバスが出ました。僕自身がこのプロジェクトに参加して得たものは大きかったし、今でも深く心に根付いているのです。この経験が僕を「枠」から外してくれた一つの要因であったように思うのです。
✔先生のために立ち上がったクラファン
さて、この学生発のビッグプロジェクトが起こってから僕の耳にまた新たなクラウドファンディングの企画が舞い込んできました。
今度も学生発です。今僕が最も注目している「Teacher Aide」という学生団体があるのですが、その目的が僕たち先生にあることです。そして、今回も「きっかけバス47」と同様、日本全国にこの支部があるといいます。(47都道府県ではないと聞きましたが、今後増えていくのではないでしょうか。)
先生をやっているからこそ応援したいし、たくさんの人に彼らの活動を知ってほしいです。根回し者ではありませんが、彼らのような学生が日本中にいてくれることに敬意を表します。