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はじめに


2023年2月14日、バレンタインデー。Microsoft社からスペシャルプレゼントということで、MIEEに認定していただきました。おそらくこの記事を読んでおられる方なら知っておられる人も多いと思いますが、校内でその存在を知っていたのは0人。なので、MIEEの存在からまずは広めていきたいなあと思っています。そして、今回の記事で、MIEEとしてこれから活躍していくための自分の思いを書きます!

MIEEって?


MIEEとはMicrosoft Innovative Educator Expertの略語で、Microsoft社が行っているICTを活用した教育を世界に広めていくためのプロジェクトです。MIEEに選ばれると、マイクロソフトのツールを使えるちょっとした特権を頂けたり、マイクロソフト認定という「箔」がついたりするので、これから実践を広めていくのにプラスになるようなことがたくさんあると感じています。

MIEEについて知ったのは2年前


そんなMIEEについて、僕が認知したのは2年前になります。ちょうどGIGAスクール構想が全国の小中学校で本格的に導入されたタイミングで僕は校内でICT推進リーダーとして中心になって進めていく立場でした。しかし、それまではICTに特に詳しかったわけでもなく、外国語しか専門にやってこなかった僕にとっては正直右も左もわからない世界でした。(おそらくほとんどの先生がそうだったように思いますが。)けれども、与えられた使命はしっかりとこなそうという思いから、インターネットでひたすら調べていたところ、MIEEとして実践を発表されている先生たちでした。(当時は紅葉先生を追っかけていました。)

MIEEに挑戦しようと思ったけれど


そのタイミングで「僕もMIEEになったらもっと実践力をつけて、校内で発信できるようになるかも!」という思いから、挑戦しようと思いました。しかし、思いの他、エントリーするのにエネルギーと時間を必要とすることがわかり、結局断念しました。また、その当時はマイクロソフトのツールをはじめ、自分自身にICTを使った授業実践の経験が乏しく、エントリーするのに十分なネタも揃っていなかったことを痛感したのでした。

無事MIEEに


それからICT推進リーダーとして、MIEEの先生や他のインフルエンサーの先生たちの実践を追いかけ、真似できることは自分の学級で実践し、「これなら他の先生たちにも取り組んでもらえそう!」ということは積極的に校内で発信するようになりました。少しずつ自分が成長している実感も湧くようになり、校内で発信した成果もあって、校内でのGIGAスクール構想が推進できていることも肌で感じるようになりました。「そろそろもう一度チャレンジしてみよう!」と思い立ち、2022年の10月ごろの2次募集でMIEEに応募しました。そして、無事に審査をクリアし、2月14日に認定されました。

ここからどう動くか


新たなスタートラインに立ちました。自分がこれまで積み上げてきた実践と、まだまだレベルアップできる実践に向けて取り組む意欲に溢れています。子どもたちがよりよい学びを実現できるようにICTを効果的に使えるように授業を考えること。それは独りよがりのプレイではなく、確かな教育効果をもたらすものであり、再現性があるということ。それらを大切にして実践していきたいです。また、発信も引き続き、いや、今以上にしていく必要があるとも感じています。このnoteをはじめ、TwitterやFacebookなどのSNSを活用したり、自校の先生に還元したり、またつながりを生かしてセミナーなども開催したりしていきたいとも思っています。

マイノリティであるという前提で


日々、胸に刻んでおきたいことは、MIEEに選ばれたからすごいとかそういうのではなく、まだ「僕たち」は教育現場では圧倒的なマイノリティであり(先述した通り、自校内では認知度0でした)、決して驕ることなく謙虚に取り組み続けることです。だからこそ、仲間を増やして、同志を増やして、取り組んでいきたいです。自分ひとりが突き進んでも、周りに火を灯すことができなければただの独りよがりだと思います。目標はICTを通してすべての子どもたちの可能性を広げ、学びを楽しくすること。そして、それができるのは紛れもなく担任の先生であるということだと考えています。

残りの1か月を大切に


たくさんのことを偉そうに言ってきましたが、すべての始まりは目の前の子どもたちとからだと思います。だから今目の前にいる子どもたちを大切にして、自分のできる実践をしながら豊かに学び続けたいと思います。MIEEはあくまで「箔」であり、生かすも殺すも自分次第。まずは半年、しっかり頑張りたいと思います!

MIEEの先生方、これからよろしくお願いします。


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