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自分自身から解き放たれる旅 10 <クルーズ船の旅 その楽しみ 2>

「叩き壊して生まれ変わる」ガラス造形作家が、作品制作に浸りきる生活から離れ、日常の全てを放り出し、未体験の環境下で、自分自身の内と外、過去と未来、そして、宇宙とじっくり対話するための旅。

船内での時間の楽しみ方が、船旅を楽しめるかどうかの決め手になると思っている。

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クルーズ船の旅には、毎日のように入港し上陸&観光する航路もあれば、
数日間ずっと海の上を移動し続けるっていう日程もある。

船旅には難解な本を数冊持って行くようにしている。(今はKindleだね。)
余計な情報に邪魔されずにジックリと著者と語り合えるので !!!
今のところ最も難解なのは「五輪の書」by 宮本武蔵。

普段、いかに無意味な事象に思考や安らぎ、自分の人生を邪魔されているか。。。。。。

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船から出ない日も楽しめるように、様々な船上エンターメントが組まれている。
前日にスケジュールをチェックし、1日の過ごし方を決める。
航路に関わらず、ヨガや太極拳、ストレッチのクラス、卓球大会。。。。

このお爺さまには、何度挑んでも勝てなかった。。。。

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パソコン教室、クラシックコンサート、映画、
アフタヌーンティー

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ビンゴ大会、
夜はステージでミュージカル、コメディー、コンサート、マジックなどのショーが催される。

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油断していると、ステージ上に引っ張り出される。
このナイフ投げのアシスタントは、マジで危険だった。

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なぜかチョイチョイ、ステージに上げられる。
ショーに出た次の日は「昨日見たよ、面白かったね」とか「アレって事前に打ち合わせしてたの?」って、友達が急に増えるので?!
機会があればぜひ出てみましょう。

船内キッチン ツアー  物凄〜く広い
客1500人 スタッフ800人の食事を作る厨房を見学。
こうやって作ってるんだ!?

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この航路ではオニオンスープが美味しかった !!
1000人分以上の玉ねぎを焦がさずに、ジックリ炒めるのは凄い仕事だ、と感心。

バックステージ ツアー 
ショーのステージの楽屋を見学。 
予想外に狭く衣装は通路に、でも効率的。

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モルドバ出身のダンサーさんが一緒に踊ってくれた。

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世界中で開催されるオーデションに勝ち残ったエンターテイナーが集まる。
こんな生き方もイイなぁ〜、本気で思う。

航路に合わせて、語学レッスン、
寄港予定エリアに関する文化、歴史、経済のレクチャー

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今まで、全くイメージのなかった国や地域の歴史や文化、風習。
とっても深い内容で、この後訪れるエリアへの興味が急激にアップ。

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その土地の料理教室もある。

星空鑑賞会
初めて見た南十字星、やっぱり地球は丸いんだ !!!

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赤道を超える際のイベント。
海の神様に捧げる?のかな。

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クルーの皆さんが総出でタイヘンなことに!

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ダンスレッスンも。

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南米航路でタンゴダンサーのANDREA からレッスンを受ける。
密着されて腿に乗っかられて、ちょっとドキドキ !!
タンゴが好きになった♡。

図書室、テニスコート、ジム、プール、サウナ、カジノ、カフェやピアノバー、ラウンジバーなどもあるので、
自分の部屋以外で過ごすのも良し。

フィリピンやインドネシア、リトアニア等から来ているクルーと仲良くなって。
みんな笑顔。

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「大阪でタトゥー入れたんだ、なんて書いてあるの?」って聞かれて
『おでん』って答えるのが気が引けたので、
日本のソウル フードの名前だよ、美味しいんだって誤魔化しといた。

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寄港地の名前入りのマグネット(冷蔵庫のドアにつけるやつ)を
奥さんへのお土産に集めるのが趣味のラッキーさん。

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ロブスターの殻を手際良く外してくれる(名前忘れちゃったゴメン)
いつもフレンドリーなイタリアンレストランの彼女。

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船内ではクルーの皆さんにお世話になる時間が多い。
別の航路や別の船で会って、覚えてくれてたりすることもあってビックリ。
最終日のステージでは、クルー全員のご挨拶。

上陸する日は、船が港に入ってから出航するまでの間、船を降りて好きな所に出かける。

船会社が主催するツアーがあり、もちろん船内でも予約できる。
ネットで予約できる現地ツアーもたくさんあって、出発前から旅行気分が盛り上がる!

また、港でタクシーやトゥクトゥクの運転手が客引きをしてたりもする。

港の近くで、自転車をレンタルして街を回るのもオススメ。

気をつけないといけないのが、出航時間に遅れると容赦なく船が出航してしまう!
本当に『おいてけぼり』にされるようだ。

私は未だ置いていかれたコトは無いけど、船まで猛ダッシュしたことはあるのだ。

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