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オタク、大好きな名探偵コナンのポップアップストアへ行くためアップを始めました

何年経ってもコナンが好き


地元に名探偵コナンプラザが来る。
予定が空いていた。
歓喜。

4月14日『名探偵コナン 黒鉄の魚影』を仕事終わりに観に行った。
大変良かった。
尊かった。
私は小学生の頃から、名探偵コナンのファンだ。
学校を転校したばかりで友達もおらず、鍵っ子だった私は、家族が帰ってくるまで当時月曜日の夜に放送していたコナンを何気なく観ていた。
私が小学6年生の頃、ちょうど赤と黒のクラッシュを放送していた。
その時の衝撃は忘れない。
コナン君に協力してくれる大人が居るのだ!
いつも「ガキが事件現場をうろつくんじゃねぇ!」と追い出されていたあのコナン君に!
そこから一気にFBIのファンになった。
特に小学生の私の心を鷲掴みにしたのは、狙撃手、赤井秀一だ。
ニット帽から出るホニャホニャとした前髪の彼に夢中になった。
身近にコナンを好きな友人も居なかったので、コナンを観て一人でニヤニヤと楽しんでいた。
来葉峠の回を観てからは暫く立ち直れなかったものだ。
というか、毎週観ていたコナンを断片的にしか観られなくなった。
ジョディ先生の回想とともに私も泣くからだ。
ミステリートレインまではリアルタイムで観ていた記憶があるが、それ以降は私生活が忙しくなり、コナンの放送自体観られなくなった。
そんなある日、地上波で純黒の悪夢を放送していた。
開始数分で死んだはずの彼が登場したときには嬉しさのあまり母に、「あのね聞いて!赤井さんって死んだと思ってた人が生きてて○×※△□♨!!?!」と興奮し、意味の分からない説明をしたことも覚えている。
その時点で私は社会人になっていたのだが、嬉しすぎていつも異常に言語が幼児化した。
そしてそれからというもの、60巻で止まっていた私のコミック収集が始まった。
元々子供の頃からちまちまと集めていたのだが、先述したとおり来葉峠の回が辛すぎて、60巻で止まっていたのだ。
社会人になった私には怖いものはない。
爆速で最新刊まで揃えた。
グッズも収納問題があるため、少しずつだが揃えている。
子供の頃はコナン君と赤井さんが好きだった。
今ではそこに蘭ちゃん、哀ちゃん、安室さん、風見さん、ベルモットも加わった。
安室さんは私も0の執行人で完全に落ちた。
チョロい。

オシャレした姿を見せたい

さて、そんな私に今年、神の一報がきた。
地元に3年ぶりにコナンプラザが来るのだ!
今までも来たことがあったが、仕事やら用事やら体調不良やらで全滅したコナンプラザが!
私は歓喜した。 
映画グッズや限定グッズも販売されるらしい。
ノベルティもある。
よし、行こうと思い、私は気がついた。
可愛い服を持っていない。
仕事で着ている服は黒の組織ばりにモノトーンだし、私服もおしゃれな方ではない。
行く予定の日の気温を見た。
21度。
流石にニットは暑い。
映画には仕事帰りだったので、どちらかというとかっちりとした服で行った。
コナンプラザには、ふわっとした可愛い服で行きたい。
ダサい服をキャラ達(のパネル)に見せたくない。
そこで私はまず、数年ぶりに春服を買うことにした。
前日の夜、どんな服で行きたいか練って考えた。
そこで思いついたのはワンピースだ。
ズボンやスカートは、組み合わせが難しい。
私の致命的な欠点は、コーディネートができないことだ。
だから、1枚でまとまるワンピースに絞った。
次は色だ。
私の顔はピンクが似合わない。
速攻で除外する色だ。
赤も色の濃さによっては浮いてしまう。
そこで、着たことがあり、かつ顔が明るく見える色を必死で思い出した。
青、水色、白、黄緑、黄色。
私の顔はこの色なら受け付けてくれる。
この色をベースに、コナンキャラのイメージカラーに寄せたワンピースを選ぼうと思った。
やはりそこは主人公のコナン君のイメージカラーである、青にしようとおもった。
そして意気揚々と店舗へ向かったのだ。

店舗へ入って愕然とした。
青系のワンピースが無い。
厳密に言えばあるのだが、デニム生地なのだ。
私はデニム生地を着ると、若作りしている印象になる。
そして気が付いた。
髪の色と青が合わないのだ。
髪の毛の色は茶色系。
頭が浮く。
どうしようかと考え、店舗の奥へ進むと、新作ワンピースが並んでいた。
私が見ていたのは旧作だったらしい。
道理で安かったわけだ。
そこで、求めていた生地のワンピースを見つけた。
雑誌でいい匂いのしそうな女性が着ているような、シフォン素材に近いあのワンピースだ。
白を体に当ててみる。
頭が浮いた。
諦めた。
前日に染めることも考えたが、余計なことをしないほうがいいかという判断をした。
諦めかけたとき、黄色の小花柄のワンピースを見つけた。
そっと体に当ててみる。
ヒットだ。
これなら今の頭でも着られる。
だが七分丈だ。
生地感もあってか、少し寒そうに感じる。
そこでカーディガンを探した。
黄緑色があったのだ。
試着してみた。
頭の中で祝福の鐘がなった。
これならばおかしくない。
そして無意識で選んだが、公安組カラーだ。
これならばいける。
そう確信した。

推しの力は凄い

服は買った。
ストッキングも新しいものを買った。
ついでに下着も慎重した。
靴は既存のものを磨く。
完璧だ。
爪は青系のマニキュアを買って塗ろう。
心に決めた。
そして、鞄につけるくまめいとの服を新調した。
くまめいと、ご存知だろうか?
アニメイトで販売されており、くまの人形に専用のキャラクター衣装を着せられるグッズなのだ。
準備は万端だ。
ちなみにこれは、映画を観た次の日の動きだ。
私にしては迅速に動いた方ではないか。
私は腰が重たい人間だが、推しのためとなると腰が急に軽くなる。
ついでに財布の紐も緩くなる。
あとはコナンプラザに行く日まで、ヘアアレンジの練習をしようと思う。
迅速に髪を巻く練習だ。
ちなみにコナンの映画を観に行くときも、私はその時できる精一杯のおしゃれをしていく。
何歳になっても、推しには綺麗な姿を見せたい。
「きれいだね」と言われなくてもいいのだ。
それが私の推しへのリスペクトの形だ。
今日も来週にむけてパックをし、ストレッチをして寝るとする。


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