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映画「彼女」  映画について 其の2

最近僕の映画鑑賞はNetflix 🎞が急上昇。自宅のリビングで好きな映画をチョイスして見れるとはなんとワンダフルな時代になったことか。Netflix 独自の制作による作品も沢山ありそれらは映画館の封切りではなく自宅のTVこそがロードショーであることが嬉しいですね。そんなNetflix制作による映画「彼女」は日本発という事に興味を持ち見てみました。

彼女写真1

現在世界的に問題視され話題となるジェンダーレスを同性愛という型にして発進しているあたりはなかなか成る程と思わせてくれました。

そう主人公二人がレズビアンなお話。

という時点で世のジェントルメンはすでによからぬ妄想的期待を持つのがありありと見えるのだが。

そしてその期待に沿ってか☺️いわゆる濡れ場は多いです。

それにしても濡れ場て既に死語なのかな❓若い人達は意味わかりますか?
所謂、男女が絡み合うセクシーなシーンの事なんですよ。ベッドシーンも同じような意味。語源は江戸時代に遡り男女の情事の事を「濡れ事」と呼んでいたことからの由来らしい。個人的には古くからの日本語は大事にしたいと思うのだがこの時代、死語にならず生き残っていけるのかな。

さてそんな事はさておき

お話は夫から日常的にDVを受けていた女の子が彼女に昔から恋愛感情を抱く女の子と共に逃避行をするという内容。ロードムービー的な要素もある作品です。
車が移動するシーンのカメラワークも美しく日本映画特有の湿気があまり感じられなかったあたりは良かったですね。エロだけの映画ではないのでそのあたりは誤解をされないように。

主演の水原希子は期待通りの迫力ある存在感をみせつけてくれましたし、もう1人の主役であるさとうほなみの複雑な性格を持つ不安定な女性を上手く演じきった技量に驚かされました。

さとうほなみに思いを告げる水原希子の台詞がいい。

「私の人生なんてあんたがニコってしただけでボロボロになるんだ」

2021年 日本映画 廣木隆一郎 監督  




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