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昭和レトロ 建築

お疲れ様です。

前回書いた様に「昭和レトロ」と呼ばれる建築や空間は意外に残っていない。平成というキラキラした時代の波に乗ってそれらの多くは破壊され新しく構築されていったからね。

明るく綺麗にそして清潔に。

そのカテゴリーに掛からない物は容赦なく壊され新しく作り替えられ時には街ごとゴッソリと新たな風景に変えられていった。平成はまさに建築にとって「造り変えられる」時代であったと思います。

そんな、中なんとかリノベーションという型で残った建物が職場の近くにもありました。「新櫻川ビル」という建物です。

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竣工は1950年代というまさに昭和。大阪府住宅協会の肝煎りで都市部の住宅不足に対応して建てられた併存住宅の一つらしい。併存とは事務所や商店などの就業施設と住宅の併存された建物の事。

このビルの特長は扇型の外観。ゆったりと優しく描かれた孤はこの辺りでは目を引きますよ。

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リノベーション後はカフェやバーなどの新しいテナントも入りお洒落な若者達の姿も目立つようになりました。

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昭和の建築はシンプルで合理的な美しさと、どこかに一見無駄だけど魅力的な意匠が入る辺りが素晴らしいと思います。このビルの孤の様に。

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最後は昭和レトロ風 photo で

今回はここまで😊

では、また読んだっておくんなまし。





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