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カザフスタン旅行(2日目 アルマティ)

アルマティ2日目はほぼ1日街ブラしてた。まずは地下鉄に乗ってホテルに最寄りのアルマリ駅からアバイ駅まで行く。アルマティの地下鉄はどこまで行っても料金は同じで改札で銀行のカードを直接かざして入場。やっぱりエスカレーターが長いしホームはなんか華やか。ペテルブルクの地下鉄と同じ香りがして懐かしい。電車が来るのを待ってたら自分が行きたい方向に行く電車はこのホームであってるか的なことを聞かれた。私は路線図のスクショを持ってたからそれ見せて説明。もちろんロシア語。多分相手の人は私が日本人だなんて思ってないんだろうな。こんなに感じで現地人と思われて質問されることがしばしば。1回ピンポイントな質問されたけど「私は外国人なのですみません」的なこと言って回避。
駅を出て近場の花屋さんで花を買う。ロシア語圏でお墓に供える花は基本赤いカーネーションで偶数本は絶対。花屋さんに赤いカーネーションがなかった。赤いバラだと情熱的すぎるので白いバラ4本で花束を作ってもらった。花屋のおじさんに「どこに持っていきますか?」って聞かれたから「デニス・テンメモリアルに」って答えたらふーんみたいな反応だったので多分私みたいな人が他にもいたのかも。先週?先々週?はアルマティでフィギュアスケートの試合デニス・テンメモリアルカップがあった。メモリアルは筋トレ用の遊具がある公園の中にあって石畳を取り替えてるところだった。多分日本でも有名なカザフ人って、トカエフ大統領以外だとデニス・テンさんくらいじゃないかな?あとは歌手のディマシュ・フダイベルゲンさん、ワガノワの校長もやってた元バレリーナのアルティナイ・アスィルムラートワさんとか?フィギュアスケート詳しい人ならテンさんが羽生さんと少し色々あったのは知ってると思う。お互いのファン同士が結構揉めて過激な羽生さんのアンチも絡んでて、もうほんとに色々あった。後になってテンさんがスケート仲間をデフォルメしたイラストをTwitterに載せててそこに羽生さんのイラストもあったから本人同士ではもう終わったこととして見てるのかなと思った。ただのファンは外側しか見ることができないし、試合っていう結構ピリピリした状況だったし。私は羽生さんとテンさんどちらも好きだったから複雑だった。
デニス・テンメモリアルのあとはまた地下鉄で今度は繁華街の方へ。スタバを見つけたのでスタバに入ってとりあえずご飯。ボロネーゼとモカ。クッキー頼むの忘れてた。店内はペット可で犬がいて怖かったのでテラス席へ。そんなに寒くないからのんびり飲み食いしながらどこに行くか地図を見て考える。
とりあえずゼンコフ教会に行ってみる。ゼンコフ教会は木造のロシア正教の教会。修復が頻繁に行われているみたいで修復の時期じゃないといいなと思いつつ教会へ。黄色の壁とカラフルな玉ねぎ屋根。中は撮影禁止。ちゃんとスカーフを頭に巻いて中を見学させてもらった。香油の香りとロウソクの火のゆらめきに癒された。教会の前の広場は鳩がたくさんいて鳩臭かった。
夜は友達と電話する約束してたので日本時間に合わせて色々早回しにして、それでも時間余ったのでサウナに行った。結構大きくて綺麗なサウナ。サンダル必須、水風呂っていうかサウナ後の水風呂の役割をするプールもあるけど水着と帽子必須。日本と全然違うな。脱衣場にいたスタッフの人に「初めて来たから教えて」って言ったら全部の部屋回って使い方教えてくれた。サウナの種類はたくさんあった。日本でよくあるフィンランド式サウナのほかにロシア式とハマムもあった。ロシア式はちょっと乾燥してて、乾燥ダメな私には合わなかったのでフィンランド式とハマムを行ったり来たり。ハマムがいい感じに保湿されて気持ちよかった。部屋にいる人の顔見えないくらい蒸気がすごい。先にいたカザフ人のマダムにカザフ語で話しかけられた。現地人だと思われるやつもう恒例イベントになりつつある。私が日本人ってことにもびっくりしてたけどビシュケクで働いてて1人で旅行に来たって言ったらさらにびっくりしてた。カザフもキルギスも若い人、特に女性って1人で旅行はあんまりしないのかな?キルギス語も勉強したいけどロシア語で精一杯だな…英語も忘れてるし。カザフ語とキルギス語、綴りは結構似てるけど実際に話してるのを聞くと結構違う。なんかアクセントというか抑揚の付け方が違う。カザフ人もキルギス人も近い民族だけどやっぱり少し違う。カザフ人とキルギス人は気質は関西人で、カザフ人は京都っぽくてキルギス人は大阪っぽい。でもみんな優しくて良い人だと思う。1時間くらいサウナ入ってその後は地下鉄でホテル帰った。アルマリ駅の昇りエスカレーターはユーリオンアイスのED(オタベック・アルティンのインスタのとこ)に登場してたらしい。ホテル戻ってから知った。その後2時間くらい友達と電話してた。一時帰国したら会おうねっていう話とかお互いどんな仕事してるかとかそんな感じ。友達は英語できるから欧米以外で英語が必要なとこ、ジョージアとか行きたいねってなった。友達は、私と一緒の海外旅行は~スタンの国とかよくわかんないところに連れて行かれそうって思ってたらしい。否定はできない。翌日は空路でアスタナへ。朝早いので即寝た。
写真をお楽しみください。


ホテル横の通り
ホテル最寄りのアルマリ駅


長いエスカレーター


ホームの装飾はアルマティのシンボル りんご🍎


デニス・テンメモリアル。台座にはソチ五輪の銅メダル


ジベク・ジョリ駅                                                                      ジベク・ジョリはカザフ語で「シルクロード」という意味


ゼンコフ教会

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