自分を守るために弱者支援をする男・実兄 — 機能不全家族のサバイバー。

#人間観察 #弱者支援

弱者を自分の思い通りに支援して操る支援ポルノもタチが悪いですが、

弱者の味方をして、いざとなったら弱者を

攻撃からの盾にするのもタチが悪いです。

弱者を味方にして、攻撃から身を守るツールにするのが、実兄です。

実兄は、貧しい機能不全家族に育ち、

そして国立大学に合格した後教員となりました。

地方公務員です。バブル真っ盛りの時に公務員を選ぶのは、

ものすごく愚かと考えられていた時代。

ゆるくて堅い仕事についたのです。

これが何を意味するか。

自分が強者になったので、弱者というバリアが使えないということです。

国立4大出身・高校教員免許取得・地方公務員。

無敵じゃないですか。

さあ矢面に立たないためにどうするか。

実兄は赴任先の生徒を徹底的に可愛がります。

赴任先は底辺校といわれる公立高校。

大荒れで、校内暴力真っ盛りの頃です。

生徒と対峙することなんてとてもできないから、

ひたすら媚びを売ることに専念しました。

「お前たちは大切な生徒だ」と言って。

いつだか嬉しそうに

「他の教師は殴れても、お前は殴れない」と生徒に言われたと

報告してきました。

定時制高校赴任中はストリートチルドレンを中途半端に保護して、

叩き出すという偉業を達成しました。

詳しくは　拝啓　人間のクズ・実兄様　をご参照ください。

ワタクシが育った家庭は、今で言う機能不全家族でした。

父親が引きこもりで働かず、母親は生活費を稼ぐために

低賃金の労働者をしていました。

だから躾けることができない。

経済的余裕はないから、公立の学校にしか通えなかった。

人間のクズ実兄は、母親が田舎者だから、

長男は大切に育てると言う過ちを犯していました。

ついでに母親にとっては息子様は恋人。

だから余計に甘くなります。

思春期によく気に入らないことがあれば、

テーブルをひっくり返して自分の部屋にこもっていました。

ですがずる賢い実兄は、表面はよく勉強する真面目な生徒を装って、

ヤンキーたちがお友達でした。

今だからいうけど、と万引き・喫煙は常にしていたそうです。

そういえば、部屋がタバコ臭かったのは覚えています。

なぜグレなかったか、答えは自分の将来に関わるからです。

実兄は安定した地位のある職業に就きたかったのです。

それよりも自分の不利になることは全力で避けていました。

そして浪人をして国立大学に入学。セックス依存が始まります。

就職してからはパチンコ依存、給料を1日ですったことがありました。

大学時代に恋愛で痛い目にあってうつ病になったため、

セックス依存は落ち着きましたが、パチンコ依存に移行しただけです。

だんだん男性としての魅力がなくなり、カモにされることが多くなりました。

そして結婚して家庭を持っています。

私とは絶縁したままです。

今、実兄はワタクシの存在におびえています。

なぜなら全てを知っているから。

今の過程で話されては困るのです。

ですからワタクシは、勝手に怒らせた悪い妹、という位置づけです。

ですが、こうしてネタになるんですから、

身内のおいたは利用するべきですよね。

ブログしてます。のぞいてくださいませ。

雨露しのいで静かに暮らす。