善意と正義を押しつけるNPO/NGOの怖さ
#NPO/NGO #支援ポルノ #雑文 #善意のはけ口 #無賃金労働
田端信太郎氏のツイートを見て、とある非営利団体の勧誘を思い出しました。
ボランティア経験という黒歴史があるワタクシですが、今はNPO/NGOの活動にかなり疑問を持っています。
「無料でやって当たり前」「協力して当たり前」という雰囲気に、嫌気がさして情がつきはてた結果です。
自分の中でボランティア活動やNPO/NGOの支援の気持ちが尽き果てた出来事を書きますね。
1.医療系学術集会でうけたNGOの勧誘
医療系学術集会は医療機器の業者さんの他、、支援団体もブースを出します。
各ブースを冷やかし、パネル展示をしている支援団体の写真を眺めていました。まもなくその支援団体のブースのスタッフから、「興味があればどうぞ」とお誘いがありました。
その支援団体は国内外で活動しているNGOで、ブースにはいかにもな写真が展示してあります。支援活動をしている場面、支援で健康になった子どもの笑顔、難民キャンプなどで過ごす悲惨な風景。
尻の青い頃なら心は動かされました。今は面の皮の厚いおばさんです。
まあ、話だけでも聞こう、とブースに腰掛けました。
早速支援活動のパンフレット、かわいそうな人たちをあなたの善意で、とセールスが始まりました。
「支援活動に興味がある。」と試しに答えてみました。
早速振込用紙を出してきましたが、「持ち帰って考えます」と言った途端、今じゃないと困るなどと言ってきました。
なので、「サイトを見て考えます。」と席を立ちました。
はい、「かわいそうな人たちに何もできないから、せめて寄付を。」というセールスですね。
普段平和で恵まれた日常を送っていれば、多少は後ろめたい気持ちも生まれてくる人がいます。
ですが、それは自分で処理しなければならない感情です。仕事があり暖かい部屋で、人並みの生活をしているところに、意識タカイタカイ系の情報に触れて自分の生活に疑問を持つ人が多いのです。
「自分がこんなに恵まれていていいのだろうか」と後ろめたく感じるのです。そこにNPO/NGOが忍び込んでくるのです。
勝手に恵まれない、かわいそうな人、絶対支援が必要と押しかけて自分の善意を確認するのは、ただのマスターベーションです。
2.ホワイトバンドとフェアトレード
ホワイトバンドプロジェクトという、貧困撲滅キャンペーンがありました。
利益が出ていたのか疑問だったプロジェクトでした。一個300円。でも原材料や加工のことを考えると、絶対利益は出ないはず。
その頃NPO/NGOの活動支援に疑問を持っていたワタクシ。売りつけられた時、「一個300円で儲けでるの?寄付できるお金できるの?」と尋ねたら、売り付けてきたNPO/NGOのスタッフは、黙り込みました。おそらくノルマな何かあったのでしょうね。
フェアトレードもワタクシはほとんど利用しません。
お値段高めで、流行り関係なし。品物は衣類やお茶コーヒーなどです。
「これ買ったワタシって、意識高い!」と酔っ払えますが、正直、ファッションにはならないです。
値段や質を考えると、量販店やスーパーマーケットで買います。
NPO/NGOは、やってもらって当然っていう態度がいただけません。「いいことしてるんだから、あなたは協力しなさい」という、押し付けがましいところもいただけません。
善意だけで動くのって、思想団体と大して変わらないと思うんですけどね。
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