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発達障害なわたしたちへ、の記念イベントを観て

この時気になってたイベントのアーカイブの販売期間が延長されていたので見てみた。



延長されたなかったら見れなかった。延長のお知らせにどうせ忘れるんだから今買いなさいって書いてあって確かに!!と500回くらい頷きながら即購入。。。


初めは当事者同士のトークショーということでじめじめとした傷の舐め合いだったら嫌だな…と微かに思っていたが、ADHD関係なくずっとファンであるゲストのダ・ヴィンチ・恐山さんの普段の言動や、町田粥さんの紹介漫画の雰囲気からきっと面白いだろう!と思いきって視聴してみた。


トークショーの内容は非常に軽快で懸念していた不快な感じは全くなかった。事前のアンケートで集まった投稿の内容や登壇者のエピソードに関して終始わかるー!!!あるある!!と頷きと笑顔がとまらなかった。


やはり、私自身は当事者同士で話すにしても、しおしおと傷の舐め合いをするよりも、あるある〜わかる〜とキャッキャしている方が遥かに好きである。だから今回のイベントは当事者として非常に楽しかった。


私、毎日こんなに大変なんです🥺などとしていたら本当に気が滅入ってしまいそう。時々滅入ることはあってもそれをネタにして笑い飛ばしている方がずっと毎日が楽しいはずだ。


他人に見せてもらっている側面からそれ以上のことを推測するのは無粋なのであまりこういうことは言ってはいけないのだが、あの場で軽快に話している登壇者もそれぞれの背景や出来事があって、それらを乗り越えてきたんだろうと勝手に思った。 


途中、ゲストの方が言っていた

「細々とした怒られを複数回経験するとそのあたりの神経がどんどん太く、
鈍くなっていく」

この台詞が気に入った。
(一字一句正確ではないけれど)

怒られるのはいつだって嫌だけど、慣れてしまえば怒られそのものではなく必要な情報に注目すれば良いとわかる。怒られが生じやすい我々には非常に有益な考え方だろう。


できないことは多いのは事実。ただ「できない=悪い」では絶対にない。


さらに、「できないことをできるようにしようとして時間や労力を無駄にするよりも、できないことはその前提で可能な範囲での対策をする、もしくは潔く諦める」という考え方が垣間見えるエピソードや意見が多く登場していたのも、非常に強く共感できて愉快だった。


今までよりもさらに図太く逞しく、そし楽しく過ごしていきたいと改めて心に決めた。


そしてこのような話はきっとアーカイブが購入できる期間中に出すべきだっただろう…。この記事を書き始めたのは期間中だったがなかなか気に入らず、こんなにも長い時間がかかってしまった。


もし、イベントの様にDVDが発売されるとしたら真っ先に買って何度も繰り返し見るだろう。そのくらい楽しかった。





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