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“マディ”誕生10周年(第10回)

皆さん、“マディ”は10歳を迎えました。
祝ってください🎉

お〜いろんなところから「おめでとう㊗️」の声が聞こえてきますなぁ( ̄▽ ̄)




・・・・・・・・・・・・・・・・

え?何?なんですか??????

「お前の誕生日は5月じゃないだろ!」

「オメェ今年22歳になるだろうが!」


そうですね。僕自身は今年の12月2日で22歳になります。

今回言っているのは“マディ”が10歳になったことです。


そう。
僕のニックネームである“マディ”が出来て今年の5月で10年を迎えました👏


おめでたいことです。ありがとうございます。


“マディ”としてのアイデンティティを築き始めてもう10年なんですね。
時というものは早いもんです。




これを読んでいる人の中には
由来を知っている人もいれば、
何も知らず、ただしっくりくるから「マディ」と呼んでいる人もいると思います。




説明しますね。



※“マディ”という名は本名とは全く関係ありません。







2010年5月。
当時僕は小学6年生だった。

6年生の時の担任の先生は面白くて人気のある先生。
一見ルーズそうに見えるその先生は、情熱的で、ユーモアを兼ね備えていて、メリハリがしっかりとしている先生だった。


ある日の理科の授業。
理科担当の先生がこんなことを呼びかけた。

「実験で空き缶を使うので、5月○日までに持ってきてください。」

そう呼びかけて黒板の左端にそれを知らせるメモを書いた。

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こんな風に。
(大学入学時に全力で由来を説明する際に使った再現です。)


その日の帰りの会。
担任の先生が連絡事項を生徒たちに話している時、黒板を見てこんなことを言った。

「この『空き缶○日マディ』ってのは何だ??(笑)」


カタカナで記された「マデ」。
強調のためにクルクルと描かれた線。
それが上手く重なり合い出来た「マディ」。

クラスの誰もが気が付かなかったことに担任の先生は気が付いた。


その時、クラスの誰かが

「それ『○日まで』ですよ!(笑)」

とツッコミを入れた。
僕の記憶ではクラス1のひょうきんものだったH君だったと思う…


そこから何でか知らないが、そのH君に「マディ」というニックネームが付いた。


しかし、その2,3日後。
何故だか突然

「やっぱりマディっぽいのはお前だなぁ」

と担任に言われ、そこから僕は

“マディ”

と呼ばれるようになった。


僕の中ではこれが由来だと記憶していますが、、
同じクラスだった方で追加情報や訂正がある方はどうぞご連絡を。






こんな経緯で決まった“マディ”だが、賛否両論あると思う。
嫌なあだ名でいじめが起きていることも実際の問題として存在する。


しかし、これだけはしっかりと断言しておきたい。


僕は“マディ”というあだ名で人生が変わった。


“マディ”というあだ名が付いたことで、
考え方が変わった。
生き方が変わった。
世界が変わった。


そのくらいの出来事だった。




僕は人と比べて肌が黒い。焼けやすい。
それがかなりコンプレックスだった。今も多少は気にしてしまう。

その上、当時の僕はかなり臆病だった。
負けず嫌いではあったが、相手に立ち向かうことはできなかった。
優しすぎるが故に。

もちろんいじめられることだってあった。
「黒い羊」なわけだから。


当時の僕にはなす術がなかった。
存在価値がないと本気で思い悩むこともあった。

“マディ”になるまでは。




“マディ”じゃなかったら、
GKというポジションを全力で楽しんでなかったと思う。


“マディ”じゃなかったら、
部長になったり、生徒会役員をやったり、積極的に集団を引っ張るような立場になったりしなかったと思う。


“マディ”じゃなかったら、
高校サッカーをしていなかったと思う。


“マディ”じゃなかったら、
推薦入学できる中、一般受験をするという選択をしていなかったと思う。


“マディ”じゃなかったら、
心理学を学んでいなかったと思う。


“マディ”じゃなかったら、
今までに出会ってきた最高の人達と出会ってなかったと思う。




そして、何よりも
“マディ”じゃなかったら、
今の自分、これからの自分はなかったと思う。




“マディ”というアイデンティティを築いて10年。
この10年間に出会った99%の人に“マディ”と呼ばれている。

まさかこんな続くとは思わなかった。
最初は僕のことを本名で呼んでいた人も、“マディ”と呼ばれているのを見聞きした途端、その人も“マディ”と呼ぶようになる。

こんなのが繰り返され、広がっていった。


僕は

“マディ”が個性であり、特徴であり、強みであり、魅力である。

と思っています。

そして、世界で1番“マディ”を愛していると思います。

そう思わせてくれるのは、
「マディ」と気軽に呼んでくれた皆さんのおかげです。


本当にありがとうございました。



そしてこれからも

“マディ”

をどうぞよろしくお願い致します。

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