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ヒガナって人 というよりおれのやぼう

見出し画像の人にはこんなクソ記事に画像を使ってしまって申し訳ないとおもっている。
ともしびやま辺りのお墓のイメージ(ホウエンといえば、のひとつですネ)だと思って入れたら、これも高千穂辺りの火山活動で出来た地形なんですね。現実が最大手。

いや読み返したらこの記事何…何…?(俺の日記帳)
1.作中情報まとめ
2.本論
3.問題意識
4.日記

(本論では、ヒガナに関する基本的な知識…∞エネルギーがなんだったのか、やネットでの経緯などは読者と共有されているものとして話を進めます)

作中情報まとめ

・流星の民からしたら、(グラカイの異常気象とか含め)生態系の変化は自然の営み。絶滅も自然の摂理のうちだし、その中でヒガナは「自分なりに」「大局で一番犠牲が少ないだろう」方法を選ぼうとしていた(というのが流星の民のおばあちゃんからの評価)。

・その上で、「自分が犠牲になる選択肢」をその中に入れていたという。

(創作のお約束として、嘘つき設定とかじゃないキャラの言う「選択肢に入ってた」は、

 メタ的には、かなり大きな可能性で

 「ヒガナが選んだのはヒガナが何らかの形  で犠牲になるはずの選択肢だった」と考えて良いのではないでしょうか。
 ヒガナ本人の発言ならまだともかくも)

・アオマツが海底洞窟に掘り進めた、あの(デボンからかっぱらった)潜水艇にもいわゆる∞エネルギーが使われていた可能性がある

・過去にも隕石衝突と、それによるレックウザ降臨はあったものの、今回の隕石規模は巨大なので、隕石にレックウザが引き寄せられて来る前に別の要因でレックウザを地上に呼ばないとor他の隕石対処をしないと地球全土がヤバい

以上を踏まえ、

○実際にヒガナが作中で試そうとした方法

・マグマ団かアクア団に潜入してグラカイを起こすことによって、その衝突によってレックウザを招く→主人公の介入、異常気象の早期停止によって頓挫。

・次善策。キーストーンを(強盗で)無理やり集めてレックウザを呼ぶ。→これこそキーストーンをレックウザが確認できた理屈が再確認しないとよくわからないが、実際にレックウザを呼ぶところまでは成功。

○デボン、主人公(仮)側の方法

・∞エネルギーを使い、宇宙で隕石ワープ装置を起動。

・デボン社長は、∞エネルギーの戦争出自を問題視されることは承知で「平和利用」している

(現代でのデボンの∞エネルギーの入手先について主人公が推し量る方法は今でも皆無)

・ワープ装置の行き先が不明なのはソライシも認める事実ではあるが、それに対するデボン側の人物の考えは作中には特に示されていない

・ただし、平行世界なんてありえない、といった発言はある

・→いずれにせよ、不興を買ったヒガナにワープ装置が握り潰されてこの方法は頓挫。

ここでヒガナは以上の「∞エネルギーの出自」「ワープの行先」2つの問題を責めている

○実際にレックウザを呼んだ後

・作中描写の通り。

・ヒガナはダイ大や鉄腕アトムのごとく、人間である自分を守る宇宙服のない片道切符でレックウザを隕石に向かわせようとしたのかもしれないが、主人公はマグマ/アクアスーツを所持していた為、無事に宇宙から生きて帰還することができた

これは情報を繋ぎ合わせたまとめです。皆さんもプレイするなり最悪実況プレイ見て裏取って下さい。
ポケスペにもある通り、優等生的な回答は

「ヒガナが自分の案を早めに主人公に開示し、デボンへの協力を辞めてもらうこと」

(主人公はその是非を通信ケーブル破壊前に判断すること)

あるいは「主人公が各陣営に情報をより詳しく早めに聞き出すこと」ではあります。

ただ、それを言っても物語としては好みが分かれるのでこの話はやめましょう。

 今回話題にする問題は、以上の前提の上で、ヒガナがかなり嫌われている(た)ということです。

本論 おれの(けんえつ済)

言うて個人的には、ダイゴへの「君には期待してないよ」とか「元チャンピオン」とか、ダイゴ自身が特別に大事にしてる人(ミクリとか、未来ある者としての主人公とかね)以外がこれを言っても、なんもダイゴへの悪口にすら私にはなりえない発言なので、特に感情はないんですよね。

 ただ、それでこの話を終わらせるのは、読者の感想は読者個人だけのもの、ということを認めることでもあります。

なぜなら、自分のものの感じ方だけでなく、より多くの人を(意図したテーマによって)感動させられる作品の方が、商業主義の上での商品としてある種優れているとも言えるからです。

「読者の感想は読者個人だけのもの」というのは一見綺麗で、実際紛争の解決策にもなりえる言葉ですが、感想を戦わせて新たな知見を得るという、オタクとして一番甘美な体験を逃すことになりかねない言葉でもあると私は思っています。

俺は背景になりたい… コミュニティの背景になって甘い蜜だけ吸いたいんだ…

(それを実践できてる最近では決してありませんが)フォロワーと色んなフォロワーが喋ってるところを逐一確認してうまい汁だけ吸いたいんだ…

問題意識確認(問題意識…?)

私は、正直に言えばエピソードデルタ部分は「やりたいこと」についてはかなり一貫しているし、それに共感できるなと思っていますが、それを最高の形で実現したかは議論が分かれてくるなって感じです。

今、あるいは過去、デルタに対して見かける問いは大きく分けて3つ。

①単純にヒガナというキャラクタの本編内での振る舞いの不快指数が高い(最近は良いのか悪いのかあまりこちらは見なくなりました)

②ライターが伏線(ゴニョニョとの関係とか、人間のシガナに限ってです)投げっぱなし、ご想像におまかせします状態(ここはもう笑うしかない)

③ヒガナの行動、あるいはライターの采配が合理性や倫理性を欠く。

→これについては、2つ例を取り上げます。

③-1 ヒガナは、デボンの∞エネルギーの使用を批判しながら、アオマツのそれ(海底洞窟への掘削への使用)は放置していた。これはWスタンダードである。

③-2 強盗でキーストーンを集めるよりも、グラカイを起こす方がもっと周りへの危険度が高いのに、強盗の方が次善策でグラカイを起こすのがメイン案なのは逆ではないか?

③-1については、

思うに、ヒガナが本当に煽るほど嫌いなのは着弾地について何の確証もないワープ装置を起動してることの方で、∞エネルギー批判は場の勢いで出たもの、そこまで根強いヘイトではないの、かも…と擁護は試みることができます。

本論のまとめに入りましょう。

ようするに日記

原作の「愚かだった選択」を指摘する。

なるほど正しい。

単にキャラとしてヒガナを好きになる。

それもまあ、共感は可能です。

問題はそれらが入り乱れているし、それ以前の情緒的問題として、現実として彼女がかつてヘイトを買ったということです。

彼らを遠ざけようとは思いません。

ただ、どんな話であっても、話題に上がらなくなったから、憎しみが薄れた、問題が解決したと考えるのは馬鹿げた話だし、彼女を人の目を全く気にせず可愛いと言うのは、まあ僕には今は出来ないかもしれない。

アホやらかして簡単にしちゃうかもしれない。

大人達は大人ですから、ポケマスにまで口出しして過去の罪を煽るようなことは、少なくとも僕は見てません。

若者も若者ですから、たとえば場に当てられた自分による扱い、あるいは他の人によるヒガナの扱いについて、若者達がどこら辺から傷付くのか、私は厳密にはよく分かっていません。

ここでかなり危ういのは実のところ、僕が本当に場に当てられやすいことでして。
だからあるいはいつものように、全て自分のせいにして場を冷やしきっても良いのですが。

それまでは見守る(←?)居場所がありましたが、皆さん大人になったので、ネット上で別の居場所を作った訳です。まあ結局そんな話しか思いつかないのウケるんですけど。

それはそれとして、みんなもっと変な話していいし、したくないならそんな感じだし、僕はもっと今よりそれに寛容であるべきよなー、みたいなあれ。人は知らん。

 こんなイオンでも約二年前までは社会的生物やってたのでね。

好ましいなと思う人が嫌いなキャラを好きになってしまうというのは、やっぱ後味悪いわけです、普通に。

それでも当時は若かったので反発もしましたけど、今は完璧に幸福なので。

何が言いたいかって、ただ同じゲームシリーズが好きなだけなのに、誰か現実の人物を排除しないと「みんなで」仲良く穏やかに過ごせない状況ってこんなに長く後を引いて続くもんなんですねっていう、ちょっとの弱音。

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