いつかの自分への手紙
今年の目標の一つに、『日記を書く』がある。
新年の決意が薄まる前にとnoteをはじめた。
そう言えば昔は何を書いていたのだろうと、20代半ばから綴っていたブログを久しぶりに開いてみた。
最後に書いたのは約5年前。
そのページにはなんでもない日の自分が文字で残っていた。
当時は、二人の子育てがはじまり心身ともに疲れていて、記憶なんてほとんどない。
でも、わたしは確かに生きていた。
最近よくこの10年間を振り返り何もできなかった自分を責める夜もあった。でも子どもたちは大きくなり着実に一歩を進められている。
この記録もいつかの自分への手紙になるようにと残しておく。
5年前の日記
子どもたちが寝た後、仕事に向かう。
その時のささやかな楽しみが音楽を聴くこと。
ヘッドフォンから流れてくる音に
縮んで固まっていたものが
緩やかに解けていくような感覚になる。
今はライブに行く機会が減ってしまったけど、
あの日あの場所で奏でられた音が
片隅に残っていてふと思い出す事がある。
一瞬を詰めたあの時間は
こんな遠くまで響いていた。
クラムボンのライブ映像を見ながら眠ろう。
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