見出し画像

【第5回】卵の片手割ができる人、できない人。

僕は卵の片手割ができる。

よく料理人がやっている、あのかっこいいやつだ。

それを僕はできる。

えっへん、どうだ。すごいだろう。と卵を割る機会がある度に密かに心の奥底で思っている。

「しょーもな」とこれを読んだ思ったかもしれない。

そう、確かにしょーもない。できたからだから何なんだ。

そもそも卵は両手で割れる。わざわざ割りにくい片手で割る必要なんかどこにもない。

ましてや僕は料理人でも何でもないし、片手で割らなければ時間がなくなってしまうほど調理に追われていない。

そこにあるのはただの自己満。マッチのかっこいいつけ方とか片手でタバコを出すとか、そういう類のやつだ。

けれどもあえて僕は言いたい。僕はすごい。誰がなんと言おうとすごいんだぞ!

人類を「卵を片手で割れる人」と「卵を片手で割れない人」を2つに分けたとき、絶対に「卵を片手で割れる人」の方が希少だ。統計データがあるわけじゃないけれども感覚として僕らは知っている。間違っていたらごめん。

そして実は卵の片手割めちゃめちゃ簡単に習得できる。そんなに難しくはない。コツさえ掴めば一瞬だ。不器用な人でも1時間、ものすごく不器用でも1日がんばればできるようになるはずだ。

嘘だと思うなら今すぐスーパーに行ってきて買ってきて試してほしい。やり方はググれば一瞬でわかる。取得した瞬間君は卵の片手割りの虜になると思う。

そんな簡単に取得できるけど習得しようとしない世界の中で僕は少し練習して習得した。それってめっちゃめちゃすごいことじゃないのか。

誰もがんばらないところで、あえてがんばってみる。これからの人生で今後そういったところで違いが出るんじゃないだろうか。

そんなわけで卵の片手割ができない人は、卵の片手割ができる人のこと笑えない。両者には明確な差があるのだ。

どうだまいったか、ハハハハハハハ!!!!

つまり卵割りができる僕はかっこいいノダ!!!!!

そ、そんなぁ〜?!

ガーン😨

最後まで読んでくださり、ありがとうございました! ご支援いただいたお金はエッセイのネタ集めのための費用か、僕自身の生活費に充てさせていただきます。